ハーブで作るNaturalハンドクリームとリップクリーム
昨日は久々に牧野植物園で瀬尾真央先生のハーブ教室でした。
今回のテーマは「ハーブで作るNatural ハンドクリームとリップクリーム」
これから乾燥が気になる季節ですから、ぴったりのテーマですよね。
実は先月もお教室の予定はあったのですが、ちょうどまん防が発令された頃で中止になってしまいました。
現在こちらは感染者も1ケタ台で落ち着いてますが、お教室の規模は縮小されて、25人の定員だったのが、今回15人でした。
いつも実習室いっぱいに人がいるのに、入っていったら開始時間前にも関わらず空いててあれ?となりましたよ。
まあ、今回も湯煎したりするレシピだったので、少人数の方がゆとりがあっていいとは思いました。
ということで、今回は作業も慌てなくてよかったから、工程の写真もちょっと撮影できました。
こちらはリップクリームの材料ですね。
粒々なのがキャンデリラワックスで右はローズパウダーです。
キャンデリラワックスとローズ浸出ホホバオイルを混ぜて湯煎に溶かすと、リップクリームができるんですが、ローズパウダーはほんのり香りづけに入れる感じです。
リップクリームの方には精油は使えないんですって。
直接粘膜に塗るものですから、精油を入れちゃうと痛くなったりするそうです。
これは材料も少量ですぐできるので、これからはリップクリームは自分で作ろうかなー。
次にハンドクリーム作りに取り掛かりましたが、作業はほぼリップと一緒です。
材料はクリームに滑らかさを出すためにミツロウ、シアバターを使いますが、これにホホバオイルとハーブエキスを少し入れてまたまた湯煎に。
湯煎はこんな感じですね。
だまだまがなくなったらクリームの容器に入れます。
そして、先生が用意してくれた6種類の精油から好みのものを10滴入れて香りづけを。
精油のラインナップはこちら。
・イランイラン
・オレンジ
・グレープフルーツ
・メイチャン
・ラベンダー
・マートル(銀梅花)
少人数で作業がサクサク進んだせいか、時間が余ったので、あとで先生がそれぞれの精油の効能など教えてくれました。
イランイランは1滴で十分な強い精油だそう。
確かにすごい個性的な香りですよね。
自律神経や過呼吸、乾燥肌に効果があるそうです。
マートルはユーカリやティートゥリーの遠い親戚なので、呼吸器系に良いそう。
グレープフルーツとオレンジは光毒性があるので入れすぎに注意ですが、たくさん入れても柑橘系オンリーにしちゃうとすぐ香りが飛んじゃうので、メイチャン1滴を足すと香りが持続すると言われました。
そのメイチャンは皮脂分泌調整作用があるので、コスメによく使われるんですって。
ラベンダーは前回のお教室でラベンダー軟膏を作った時にも言われた通り、やけど、抗炎症作用、鎮静効果があります。
いろんな精油の特徴を覚えておくと、日常に取り入れやすくなりますね。
ハンドクリームはたっぷり作ったので、この冬はこれで乗り切りまーす!