Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

梅仕事 その1 収穫編

今日は牧野植物園の紫陽花を載せる予定でしたが、梅仕事をして疲れたので、収穫の話に変更いたします(^_^;)

梅が欲しいという弟一家、そして、叔母がやって来て、にぎやかな収穫となりました。

我が家の梅は、なんと山奥の秘境みたいなところにあります。

もともと私が子どものころ住んでいた家が今でいうぽつんと一軒家でして、梅の木はさらにその奥の、当時稲を植えていた田んぼがあった場所に後年父が植えたものです。

私が子どもの頃は民家はなくても、まだ田んぼや畑を作ってる人も多かったので、山でもそれなりに整備された環境でしたが、いかんせん車が通れる道がついてない場所のため、このあたりの地主さんたちがみんな高齢化した今ではすっかりもとの原野にもどってしまいました。

というわけで、梅の木のある場所まで道なき道の獣道ですよ(^_^;)

まあ、まだ、父が健在なので、梅を取りに行きたいという弟と叔母のリクエストに応えて、数日前に沿道の草を刈ってくれていたおかげで、それなりに歩きやすいようにはなってましたが。

山道を歩くこと20分ほどで、田んぼのあった山奥に着きました。

途中、誰かがタケノコ採りに来た形跡はありましたけど、ほかは誰も来た様子もなく、原野の中にそびえる梅の木が2本あるだけです。

(当初8本植えたけど、残ったのがこの2本と)

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写真で見るとそんな秘境って感じでもなく、開けた土地に見えると思いますが、いやホント獣道ですから。

ここに上がってくる前に川があり、その川も先日の大雨で増水してたため、最初は渡れなくて、河原に転がってる石を投げ入れて、飛び石にして渡ったぐらいですよ。

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今年は生り年らしく、たくさんの実を付けていました。

収穫用にビニールまで置いてあり、そこに父と弟が棒で叩き落とした梅を拾って、せっせとコンテナに詰めること2箱。

繰り返しますが、車が通れない場所なんで、持って帰る手段は一輪と呼ばれる手押し車に載せるしかありません。

川が増水してたから、一輪を田んぼまで持ってくることができなくて、下まで父と弟が1箱ずつ持って降りました(^_^;)

と、なかなか原始的な方法で収穫してきましたよ。

帰路、どくだみの花がたくさん群生していたので、それも採取して、帰宅後は庭のカモミールも収穫したんで、明日はやることいっぱいです。

梅もみんなで分けてもまだいっぱい余ってるんでどうしようかなー。

とりあえず、私は梅味噌と梅シロップを作ります!