紅葉狩りへ

本格的な冬が到来しそうなので、flatも冬支度しようと必要なものを実家に取りに帰ろうと思っていたら、昨夜突然母から電話がかかってきて、「明日父と紅葉狩りに行くから、一緒に行かない？」と。
紅葉狩りに行く予定があることは聞いていましたが、そこに自分が加わることは想定外だった私。
しかも、明日って急すぎじゃないっすか、おかーさん。
私も大抵思い立ったら即行動タイプで、前々から予定を立てた上でスケジュール帳に記入、なーんて女子らしさはてんで持ち合わせちゃいないのですが。
まあ、せっかくなので行くことにしましたよ。
それにしても7時半起床は辛かった！

待ち合わせ場所は実家とflatのちょうど中間地点にあるショッピングセンター。
そこから父の運転する車に合流し、T県との県境にあるB府峡へ。
待ち合わせ場所からでも1時間はかかる秘境です。

今年は暖かい日が多かったのと、台風の影響であまり紅葉は綺麗ではない、とのことでしたが、車窓から覗く景色は確かに微妙。
全てが紅葉しているわけではなく、所々が紅葉している感じで、立ち枯れている木も結構ありました。

人の運転だと必ず酔ってしまう私がそろそろ我慢の限界、と思い始めた矢先にようやく目的地に到着。
お昼時だったので、まずは腹ごしらえをしました。
うっかり携帯を車の中に置きっ放しにしてしまったため画像はありませんが、マスのお刺身やアメゴの塩焼き、鹿肉の串カツといった山のご馳走メニューでした。
食後、立ち寄った売店の壁面には立派な牡鹿の頭部の剥製が。
この子の体もきっと食べられちゃったのねー、とちょっと物悲しい気分になりましたわ。

で、食事した場所から目的地は更に8キロほど奥に行ったところ。
車を止めてしばし散策しましたが、さすがにここまで奥地に来ると寒かったです！
今日は風もないぽかぽか陽気で、上着を着て車に乗ってたら暑いぐらいだったのに、一歩外に出た途端、足元から冷気がぞわーっと。
陽が差す場所が全然なくて、のんびり散策するにはちと寒すぎました。
でも、ここまで来たら写真ぐらいは撮らなきゃねーと、遠景には全然不向きな携帯で頑張って一応撮影してきましたよ。
まあそれなりに見れるかな？という数枚を載せますので、今年紅葉狩りに行ってない方は雰囲気だけでも感じて下さいな。

さて、写真も撮ったし帰るか、と思ったら、ここに来る途中に日本の滝100選にも入っているTどろの滝にも寄ることに。
はるか昔に一度だけ行ったことがある、という父の記憶を頼りに向かったわけですが、これがてんで当てにならず、何この道は？というとんでもない悪路を通る羽目に。
もうねー、あたしゃ死ぬかと思いました。
だって、今ここで対向車が来たりしたら絶対すれ違えないってぐらい狭くてくねくねしたガードレールもない道を延々と通ったんですよっ！
助手席に乗ってて、ホントに生きた心地がしなかった。
しかも、記憶が曖昧すぎて、果たしてこの悪路が目的地に続いているのかどうかも甚だ不明。
滅多に出会わない貴重な対向車の運転手さんをとっ捕まえては、目的地はこっちでいいのか？と確認すること３度。
確かに最終的にはたどり着きましたよ。
が、目的地に入るところで、反対方向から別の車がやって来まして、ひょっとしてそっちから来た方がはるかに近くていい道だったんじゃないの？と思った私。
帰るときにその道を行ったら、あっさりと国道に出てしまい、あの恐怖の時間は一体なんだったのー！！と脱力したのは言うまでもない。
怖さの余り体が硬直して、首が痛くなったんですけど、父よ。
そんな恐怖体験までしてたどり着いた滝はこちら↓。

すみません、肝心の滝が全然滝らしく写ってないと思いますけども。
あとね、滝つぼの澄んだ青い色合いも全然分からないと思いますけどもっ。
実物はこれの100倍絶景でしたからぁー！！

ふぅ、なんだかマイナスイオンを浴びて元気になるはずが、無駄に疲れたような気がする1日だったのでした。