Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

My 夏の風物詩

ここ数年、夏になると必ずこれは食べなきゃ!というものがあります。
それは何かというと、以前からこのブログを読んでくださっている皆様はお察しのことと思いますが、そうです、地元喫茶店『あるぷ』さんの夏期限定マンゴーパフェです。
せっかく実家に帰って来てるのに行かない手はないわよねーと、所用を片付けるついでに行ってきました。
ちょうどお昼頃だったので、前から食べてみたかったランチも頂くことに。(いつも週末しか行けないからランチは逃してたのよね。)
今日のランチはエビフライと聞き、エビフライ好きの私が喜んだのは言うまでもありません。

バランスよく副菜も付いたランチは650円なり。
私的にエビフライが嬉しかったのはもちろんのことですが、小鉢に入ってるイタドリが出てきたのが嬉しかったな♪
イタドリとは、前にも話題にしたことありますが、およそご当地でしか需要がないであろう山菜です。
図書館戦争』と並行して『植物図鑑』を読み返してたんですが、その中で主人公カップルが『狩り』と称して道端の食べられる野草を採取するんですね。
で、その中にイタドリも出てくるんですよ。
そんなわけで、ちょっとタイムリーなイタドリ登場に喜んだ次第。(笑)
巻末に本の中に出てくる野草料理のレシピも付いてて、これを読むともれなくその野草を食べたくなるんだよねー。
ちなみに、本文には○島県との県境では業者による争奪合戦が行われるぐらいの山菜、とありますが、そうなのかな?
確かに、山菜の中では美味しい部類だと思いますが。
生でも齧れるし。
学校帰りに道端でイタドリをぽきんっと折って、おやつ代わりに齧った覚えがある、という超ド田舎ライフを送っていた子供時代。
生の味は本文中で主人公のさやかが述べているように、ちょっと酸味のあるリンゴみたいな感じです。
煮つけたり、炒めものにするとシャキシャキした歯触りがやみつきになる、という。
このランチでは油揚げといっしょにさっぱり煮つけてありました。
葉物野菜が高騰している昨今、こういう常備菜があると便利ですね。
イタドリは春に収穫した後、塩漬けにして冷凍しておくと、結構保存がきくんですよ。

ところで、ランチプレートの中で、1個だけ私の苦手なものがありました。
どれか分かります?
エビフライの隣にあるリング状のやつなんですが、噛んだ瞬間、「にがーい!!」と。
そうです、これゴーヤだったんです。
私が野菜の中でセロリと並んで苦手なもの、ゴーヤ。
セロリはあの匂いがダメでゴーヤは苦みがダメ。
人間の味覚で苦みは最後に形成されるそうですが、だとするなら、私の味覚は子どものころから発展しなかったようですね。
この苦みが体にいい、とも聞きますけども、積極的に食したいものではないかなー。

と、なんだか前段が長くなってしまいましたけど、ランチ後にはマンゴーパフェでしっかりお口直し。
おなじみの店員さんにも「始まりましたよー」と声をかけていただきました。
もはやこの時期に私がマンゴーパフェ目当てで登場するのは織り込み済みの様。(笑)

このタワーのように盛り付けられたマンゴーとアイスを、どのようにして攻略していくのかっていうのも楽しいのよね♪
この夏はひょっとするともう来店できないかもしれないので、しっかり味わって食べました。
お近くの方は、ぜひマンゴーパフェを食べに行ってみてね。
でも、ランチ時は込み合うので時間をずらしていった方がいいかも。
この日も、私の後から続々とお客さんが入ってきて、カウンター席までいっぱいになってましたよ。
私が高校生の時からある『あるぷ』さん、これからも末永く営業してほしいものです。