GHOST PROTOCOL

先日書いた同僚さんに借りたDVDというのは、こちら↓でした。

ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル [DVD]

MISSION : IMPOSSIBLEの4作目ですね。
1作目は劇場で、２、３作目はテレビで見たかなー。
同僚さんが（も？）トムが好きらしく、DVDを買ったというので、私も貸してもらいました。
同僚さんは男性なのですが、トムが失読症なのを乗り越えて、俳優をしている、というのを知って好きになったそうです。
ま、色々とゴシップもありますけど、基本的にトムって努力の人って感じですもんねー。
アクションもほとんどスタントなしにやっちゃうし。
そういうたゆまぬ努力というか、向上心に溢れるところは、私も好きだな。
あと、この人はこういうアクションものから『レインマン』のようなヒューマンものまで演技の振り幅が広い所も魅力ですね。
どんな役でもモノにしちゃうのは、やっぱりきちんと演技に向き合ってるからだろうし。
たとえ、私生活で色々あろうとも（ゴホゴホ^^;）、やっぱり役者はスクリーンで見せてなんぼですから、その辺りのことは目をつぶりますわ。（どこから目線なんだ？）

さて、ストーリーですが、確か3作目では結婚するために現役を一旦退き、教官みたいになってましたよね。
それが、4作目ではまたバリバリ現役なんですけど？？？
しかも、結婚した妻は殺された！？
最初から謎が謎を呼ぶ展開です。
ロシアのクレムリンが爆破され、その犯人と見倣されたイーサンは、IMFが一切関与しないGHOST PROTOCOLを発令されます。
そのミッションの過程で見えてきたのが、核戦争をめぐる陰謀。
クレムリン、ドバイ、ムンバイ、と舞台を移す中、失敗を重ね、チームの不協和音を引き起こしながら、最後はチーム一丸となって発射された核ミサイルを止めようとするのですが…

もう、久々に息もつかせぬアクションシーンの連続を見たんですけど、なんかすごい体に力入れて見ちゃいましたわ。
手に汗握るってこういうこというのね、っていう。
特に世界で一番高いビル、ブルジュ・ハリファ（８２８ｍ）からワイヤーを伝って駆け降りて、ジャンプするシーンは、高所恐怖症の私にはクラクラです。
トムと言えば、このシリーズで必ずどっか高いところを登るか降りるかしてますよねぇ。
スタントなしでそれをやってのけるって、理屈抜きにすごいと思います。
地上から１１８階とか、考えるまでもなく無理っ！！

チームもメンバーをほぼ一新。
前作から引き継いでいるのは天才ハッカー役のベンジーのみ。
演じてる人はイギリスのコメディアンみたいですが、要所要所の台詞回しや表情がコミカルで当たり役ですね。
彼が操るハイテク・ガジェットも映画の見どころかと。
ただ、必ずなんかそれに不具合が生じて、トムや他のチームメンバーが苦労するんですけど。^^;

新加入のひとりはジェーンという女性。
クールビューティって感じかな。
でも、ちゃんとアクションも出来ます。
女性暗殺者とのキャット・ファイトは見ごたえありました。

もうひとりの新加入はIMFの分析官・ブラント。
トム演じるイーサンと密かな確執があり、最後まで敵か味方かわからない描かれ方をしていますが、ちょっと影を帯びた雰囲気が素敵です。
後半、隠していた姿が顕になってからは、メチャメチャカッコイイし。
ちょっと、久々に映画を見て役者さんにときめいてしまったかもー。（笑）
ジェレミー・レナー、チェックしようっと。

それにしても、トムももう５０歳なんですね。（シンジラレナイ）
１作目から続けて見てるんで、顔はやっぱり老けていってるのがわかるけど（ゴメン！）、肉体は全然衰えてないような。
全速力で敵を追いかけてる姿なんて、超足早いんですけどー。（驚愕）
まだまだ現役で行ける、のか？
ただ、３作目と４作目の間が５年ですから、MISSION : IMPOSSIBLE 5が制作されるとしても、５年後の５５歳はさすがに厳しいかなぁと思っちゃいますが。
ま、ジャッキーの例がありますから、トムにも出来る限り頑張って欲しいなぁ。
アクションバリバリじゃなくても、イーサンの内面にクローズアップしてもいいかもね。
今回、ラスト直前まではハラハラドキドキだったのに、ラストシーンではほろりとさせられましたもん。
イーサンのあの笑顔は反則です。（笑）