Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

和蘭(オランダ)の春

体調不良継続中のRosemaryですが、今月は何かと週末が忙しく、ここしか自由に空いてる時間はないかも、とちょっと無理して出掛けてきました。
お目当ては先月『魅惑の花、蘭展』を見に行った植物園で、今日から開催されている『和蘭(オランダ)の春』というイベント。

2009年に本県とオランダのウェストラント市が「友好園芸農業協定」を締結したことから、この取り組みがより多くの人に知られることを期待して、今年のテーマを『和蘭の春』としたそう。
で、オランダと言えばチューリップや百合などの球根類ですよね。
7月3日までの開期中、様々なイベントが企画されていますが、今日から27日までは『チューリップと水仙の花園』が広い植物園の南園にお目見え。

一月前に蘭展を見に行った時には、温室以外は異例の寒波で、見るも無残な状態だったため、たった一ヶ月でどうやってチューリップや水仙の花園を登場させるのかと思ってたんですけど。
水仙は春咲き球根でも早咲きですから、この時期に開花を楽しむことは可能ですが、チューリップはちょっと早すぎじゃないですか。
しかも、先月見た限りでは、どこにもチューリップらしきものはなかったような・・・
と、ちょっと疑問に思っていたら、実に目からウロコな方法でチューリップと水仙の花園が出現していたのです。
その方法とはこちら↓。

これなんだと思います?
池に、巨大な皿鉢が浮いてるのが分かるかなー?
見てると、ちょっとずつ水面を動いてて、それだけでもなんか不思議な光景でしたが、その鉢の中に球根と春の草花が植えられていたんです。
題して『花皿鉢(はなさわち)』。
皿鉢は本県の伝統料理であり、大皿に寿司やら揚げ物などを盛り付けて食べる祝い膳のようなものですが、それに見立てて花を盛り付けたというわけ。

こんなのが園内入り口に始まり、いたるところに置いてありました。
地植えだと開花時期をコントロールするのは中々難しいですが、これならイベントの開催時期に合わせて植えつけることが出来ますもんね。

この花皿鉢をメインに、地植えのパンジーやクロッカス、水仙などが楽しめるように植栽されていました。
もっとも、ひな祭り寒波のせいか、地植えの水仙や皿鉢のチューリップなどもまだ満開といった感じではなかったんですけど。
1週間後ぐらいがちょうど見頃でしょうかねー。

肌寒かったわりには上天気で日差しが強かったことと、近づいて撮影するには皿鉢がでかすぎたため、携帯ではあまりいい画像が撮れませんでしたが、いくつか載せますので、雰囲気だけでも味わってくださいねー。

花皿鉢の中でも一際目を引いた、『友好の花皿鉢』。
オランダ産のチューリップなどと一緒に本県特産のグロリオーサやブルースターなどが一緒に植え付けられています。


ルピナスは一番キレイにたくさん咲いていました。


ネモフィラも可愛いよね。
加湿に弱いので、うちの庭には植えたことはありませんが。


こちらはストック。
ストックも自分ではあまり植えたことがないんですけど、こうやって見るといいかも。


奇跡的にキレイに撮れたチューリップ。
他にも撮影しましたが、後は全部見事に色が飛んでました。(^_^;)
こういう昔からあるような一重のチューリップの方が、携帯ではキレイに撮れるようです。
八重咲きのとか、グラデーションのヤツは何故か撮影に失敗する確率高し。
一眼レフで撮影してる人がいたんですけど、ああいうのを見ると、使いこなせないのは分かっていながら、やっぱり憧れるなー。


水辺に咲いていた黄色い水仙
このコントラストがとっても素敵でした。
この水仙は我が家にもありますが、うちのはまだ全然咲きそうにないですね。

体調はいまひとつだったものの、お外でお日様を浴びながら、植物を愛でてのんびり散策って、ホントに癒されますー。
普段がコンクリの壁の中なんで、余計にそう思うのかも。
基本的に、閉じ込められるのが好きじゃないし。
私って外で仕事してる方が向いてるような・・・(職業選択を誤ったか^_^;)

さて、喉の痛みは扁桃腺を併発しているかららしいってことで、今日のところはこの辺で。
植物園に行く前に病院に寄って、一度飲んだら効果は1週間続くってシロップを処方してもらい服用したのですが、さて効果のほどはいかに?
喉の痛みと咳でここ3日ほど、あまり眠れてないため、今日こそ眠れますように!