Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

謎の映画続報

先日のblogに書いた、美容師の友人Yさんから聞いた映画がどうしても気になった私。
検索して見つけましたよ。
「タイトルはうろ覚え」と言っていたYさん、おしい、微妙に違ってました。
が、まあ、誤差範囲内かと。(笑)
正しくは『ラースと、その彼女』↓(原題はReal Gril)でした。

日本での上映館数は少なかったみたいですが、第80回アカデミー脚本賞にノミネートされてたんですね、これ。


公式サイトのStoryによると、雪に覆われた小さな町。Mr.Sunshineと町の人から慕われている主人公ラース(26)は心優しく純粋な男性。でも、極端にシャイで女性とのおつきあいもままならないタイプ。
ラースに好意を寄ている女性もいるのですが、不器用なラースはそれすらうまくあしらうことができません。
そんなラースを心配する兄ガスとその妻で義姉のカリンのもとに、ある日ラースが彼女を連れてきます。
それがインターネットで購入したリアル・ドールのビアンカ
さもビアンカを本物の彼女として扱う弟を心配した兄夫婦は精神科の医師に相談するのですが、医師からのアドバイスはラースを刺激しないように、周りも彼に合わせて、ビアンカを本物のように扱いなさい、というものでした。
そこで、戸惑いつつも町の人たちも巻き込んで、ラースとビアンカを暖かく見守っていくことに。
その過程で、ラースがどうして極端にシャイなのかや兄夫婦と距離を置いているのか(ラースは兄夫婦の家のガレージでひとり暮らしをしてます)とかが明らかになっていくハートフル・コメディなんですって。


Yさんから話を聞いたときは、単にラースが病んでるだけの危ない青年に思えたんですが(失礼)、色々レビューとか読んでみると素敵な映画のようです。
今度私も見てみよう。
映画って普段話題になるやつしか見ないけど、探せば小品でもきっと素敵な作品はいっぱいあるんですよね。
なので、趣味が違うお友達に色々教えてもらうのは、新しい発見があって楽しいのでした。


ちなみに私のオススメ、忘れられない映画といえば『いまを生きる』(原題Dead Poets Society)。

いまを生きる [DVD]

いまを生きる [DVD]

学生時代、大学祭で上映されたのを見て以来、繰り返し見てます。
全寮制のエリート校に集う上流階級の少年達は、親からの抑圧に鬱々としながら、自分を出すこともできずにいるのですが、学校にやってきた一人の教師によって自我に目覚めていきます。
少年期特有の多感な揺れと葛藤に悩む主人公達と、そこに鋭く切り込んでいく型破りな教師を演じる・ロビン・ウィリアムズの演技が素晴らしいです。
ラストがまた切ない!
未見の方は一見の価値有りです。


今日の動物

プゥコリンさんのところから来たラバーベアちゃん。
どこのメーカーかはさっぱり不明ですが、ビタミン・カラーな色合いとこの微妙な手の具合が妙にツボに入ったんですね。
これともう1体、どんなのかは忘れたけど散々悩んでこっちにした覚えがあります。
この手は「お代わり」、それとも「待て」なのか?
ちなみにこのポーズとよく似たポーズをしている、お地蔵さんもうちにいるんですが。




これは徳島に家族旅行に行った際に見つけたました。
当時好きだった作家、久美沙織さんの『丘の上のミッキー』(コバルト文庫)という小説で、主人公のミッキー(本名、未来)がヨットの事故で入院した際に、親友の麗(うらら)からお見舞いでもらうお地蔵人形にそっくりだわ、ってことで購入したものです。
『丘ミキ』、思い出したら無性に読みたくなったんですけどー。
この当時はコバルト文庫の全盛期でした。
氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク』、藤本ひとみの漫画家マリナシリーズ、日向章一郎の星座シリーズ、放課後シリーズ、若木未生のオーラバ・シリーズとかとか、挙げれば枚挙にいとまがありません。
ほぼ毎月、2,3冊はコバルト文庫を買ってたような、そんな文学少女でございました。(笑)


今日の絵本

今はないwebショップさんよりやって来たフランスの絵本『Romeo』(この犬の名前)。
表紙はセロテープで補修されていたり、中も落書きがあったりと決して状態はよくありませんが、このユニークな顔、インパクトがありますよねー。
以上、今日は変顔特集でした。(笑)