Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

The Lake House

今朝は寒かったですねー。
出勤しようと、路駐してある車に近寄ったら、全面バリンバリンに凍っているではありませんか。(@_@)
ヒーターをかけたぐらいじゃ溶けそうもない氷に、慌ててお風呂場からお湯を汲んできて、ぶっかけましたよ。
いやー、びっくりしたわ。

そして、3日間ぶっ通しで働き詰めだったのも、やっと今日で一旦休止。
明日、明後日はちょっとだけ余裕が出来そうです。
もっとも、巻き爪さんを切ったせいで、また身体のバランスが崩れたらしく、歩くと足が痛いんで、明日は整体でがっつり治してもらわなければ!

さてさて、ちょっと前までホントに泥のように身体が重くてしんどかったのですが、あることをきっかけに治ったという。
それは何かと言うと、とあるDVDを見たから、なんですね。
今年の目標の一つに、月に1本ぐらいは映像も見る、と書いたまま、1月はころりとそれを忘れていたんですけど(^_^;)、2月になってそうだ、見なきゃと思い立ち、選んだのがこちら↓。

イルマーレ [DVD]

イルマーレ [DVD]

2006年公開なんで、ちと古いですが、何見よっかなと思ったときに、ふと浮かんだのがこれだったんですね。
公開された当時通っていた英会話学校で、よくクラスが一緒だった女性が大の映画好きだったんです。
で、彼女が面白い、と言っていたのが印象に残ってたんですよね。

もともと、『スピード』でキアヌとサンドラのファンになったというのもありますが。
それぞれ単体でも好きですけど、このふたりの場合一緒にいるとお互いがお互いの魅力をもっと引き出せるような感じがします。
実際、プライベートでもとっても仲良しなんですってね。

と、そんなふたりが12年ぶりに競演したのがこの映画。
原作は韓国版の『イルマーレ』という映画だそうなので、この映画も邦画タイトルは『イルマーレ』となってますけど、私はThe Lake Houseというタイトルの方が好きだなー。
大体、イルマーレはイタリア語で海という意味なのに、この映画には海は一切出てきません。(^_^;)
だって、湖畔の家が舞台なのに。

ストーリーを知らない人のために、簡単な解説をどうぞ。

シカゴの大病院で働くため、お気に入りだった湖畔の家を引き払うことになった医者のケイト(サンドラ・ブロック)。彼女は、次の住人に宛てて手紙を書いて、ポストに入れた。しかしその手紙は、魔法のような奇跡によって、2年前の住人の元へ届いた。彼の名はアレックス(キアヌ・リーブス)。2年というときを隔てて、2人はその日から文通を始める。夢のこと、人生のこと、恋のこと・・・、思いを手紙につづっていくうちに、2人の間に恋心が芽生え、お互いがかけがえのない存在になっていく。「どうしてもあなたに会いたい」、「君に会いたい」、2つの心が重なった時、2人は時を越えるという危ないリスクを背負って、愛する人のもとへと向かっていった・・・

と、端的にいうとタイムパラドクスものです。
冷静に考えると、その展開は無理なんじゃあ、と思う箇所もないことはないです。
が、そういうことは一切目をつぶって大人のラブストーリーを楽しむ、というのが本編の正しい見方かと。
恋愛偏差値どん底、情緒障害児な私が見ても(^_^;)、これは素敵なラブストーリーです。
ハリウッド映画にありがちな喧騒もなく、全篇静かに流れていくところも素敵。
アレックスの抱える家族の問題、そして、ケイトの抱える医師としての苦悩、といった恋愛要素以外のことも丁寧に描かれているので、恋愛どっぶりでないところも見易さの要因かも。

美しい映像とバックに流れる音楽も中々洒落てますよ。
2年という時が自分たちを隔てていることに悩むシーンのバックでIt's too late.とか流れてくるのを聞くと、にんまりしちゃうというか。

ひたすら明るくて元気が出る、というような映画じゃないのに、見ている途中から、あれ、なんか疲れが引いて元気が出てきたぞ、と思えたのは、静けさの中に溢れる温かさのおかげかな。
心がささくれ立ってかさかさしてる時に見ると潤える、そんな映画です。
年を重ねて、円熟味を増したキアヌとサンドラの内面から溢れる美しさも素敵☆

いわゆるハリウッド超大作的な映画は見飽きたので、これから見るならこういう素敵な小品を見たいな。
何かお勧めの映画があれば、皆さん教えてくださいね。

今日のカード

昨日ヴァレンタインカードとしてうっかり間違えてアップしてしまいましたが、こちらはイースターカードです。
朝見て、慌てて修正しましたが、昨日のうちにご覧になった人はごめんなさい。
紹介したかったヴァレンタインカードは昨日の記事に差し替えて載せてあります。
とんだうっかりミスでI'm so sorry!