Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

ヴァレンタイン絵本2 THE BEST THINGS ABOUT VALENTINES

この度の地震で被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。

本当に東日本大震災の余震なの?というぐらい大型の地震で、さぞかし怖かったことでしょう。

また停電や断水など続いている地域にお住まいの皆さまは大変なご苦労だと思います。

水曜から再び寒波が来るようなので、その影響も心配ですね。

どうかこれ以上被害が拡大しませんように、とお祈りするしか出来ませんが、1日も早く復旧され、穏やかに生活できることを願っています。

 

以下は、予約投稿の内容になります。

今日紹介するヴァレンタイン絵本はこちら↓

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2004年アメリカのScholastic INC.発行のTHE BEST THINGS ABOUT VALENTINES。

文はEleanor Hudson、イラストはMary C Melcherです。

ちなみに、Scholastic(スカラスティック)社はアメリカの児童書や教材販売最大手の出版社で、165カ国以上、45もの言語による書籍をラインナップしており、幼児及び児童教育において最も認知度の高いブランドのひとつです。

この絵本は、1ページに出てくる英文が1 sentenceか2 sentencesぐらいとごくごく短く、同じ表現が繰り返し出て来るので、3歳から7歳ぐらいまでのお子さんにお勧め。

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ヴァレンタインを作るのが大好きなクマちゃん。

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スクラップしてあった色んな材料を使ってヴァレンタイン・カードを作るのですが、すべて無駄にしません。

切って、貼って、リボンを付けて、キラキラを振りかけて、とさまざま工夫を凝らした後は、お片付けもきちんとします。

お掃除の場面でI always clean up.という一文が出てくるのですが、こういう文がちゃんと出てくるところが幼児向け絵本としていいな、と思います。

ちいさなお子さんはこういう絵本を通してお片付けの大切さを学べるわけです。

抱えきれないぐらいたくさんバレンタインカードを作ったら、美味しいお菓子と一緒にポストに投函したり、手渡ししたり、遠くの人へは汽車に乗せて配達してもらったり。

とにかく色んな手段で多くの人にI LOVE YOUを届けます。

そして、最後は学校の友だちにも。

教室にはみんなが持ってきたバレンタインカードを入れる箱が用意されています。

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それぞれ箱に入れたカードを先生がみんなに手渡ししてくれます。

そして、みんなで先生をハグ!

ラストページのイラストと1文もほっこりするので、手にとって是非読んで頂きたいのですが、残念ながら新刊としてはもう手に入らないようです。

Amazonで探したら中古版はあるかな。

ヴァレンタインの準備をあれこれすることや誰かにあげることはもちろん素晴らしいことですが、一番は・・・

これはぜひ絵本の最後のページを見てほしいです。

心温まる、ほっこりするエンディングですよ。

ただ、新刊としてはもう手に入らないみたいなのがとても残念。

中古だとAmazonで手に入るかもしれませんので、気になった人は探してみてくださいね。

というわけで、皆さま、Happy Valentine's Day!

 

追記

つよし君、Denshi-fumiありがとう。

つよし君の住んでいるところもきっとすごく揺れたと思うので、怖かったのでは。

今も不安な気持ちがあるんはずなのに、そんなことは一言も綴らず、みんなの心の平安を願って、いつものように空と心は繋がっていますと書いてくれたつよし君の優しさに救われた人はたくさんいるよ、きっと。

どうかつよし君もお心安らかにね。

 

ヴァレンタイン絵本1 Guess How Much I Love You

 ヴァレンタイン近し、ということで、そういやヴァレンタインの絵本を持ってたなあと本棚を漁って久々に取り出したのがこちら↓

Guess How Much I Love You

Guess How Much I Love You

  • 作者:McBratney, Sam
  • 発売日: 2021/01/07
  • メディア: ハードカバー
 

 私が持っているのは赤い表紙のやつですが、イギリスのWAKER BOOKSが出版している絵本です。

Sam McBratneyとイラストレーターのAnita Jeramは今までに50冊以上の絵本を手がけており、この絵本はその中で一番有名な絵本で、世界53カ国の言語に翻訳され、約3,000万部を売り上げているベストセラー絵本なんだそう。

 

ストーリーはチビウサギとデカウサギがお互いにどれだけ好きかを競い合う、というもの。

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両手を伸ばしたり、背伸びしたり、木の幹に逆立ちして足先まで伸ばしてみたり、とありとあらゆる方法でチビウサギはどれだけデカウサギのことが好きなのか表すのですが、その度にデカウサギが同じようにして見せるので、当然ながらかないません。

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ついに眠すぎて、何も思いつかなくなったチビウサギは「ぼくはお月様に届くぐらい君が好き」と言って目を閉じるのでした。

そんなチビウサギをベッドに寝かせると「ぼくは君のこと、お月様まで行って、帰ってくるぐらい好きだよ」と言うデカウサギ。

実はこのウサギ親子なんですね。

しかもデカウサギはパパなんです。

Heとあるので、あれ?と思って調べたら、「ぼくがどれぐらいパパを愛してるか知ってる?」とその愛の大きさを一生懸命表そうとする子ウサギの話、とありまして、Heの謎が解けた、というわけです。

 

普段どれだけ好きか、なんて口にしたりしないものですが、この絵本を読むとたまには大切な相手に口に出して伝えることも大切だなと思わせてくれます。

どこかユーモラス、かつ素朴な愛らしさのある絵柄と心温まるストーリーに癒やされる絵本です。

チョコと一緒にこんな絵本の贈り物も良いのでは?

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↑はこんなチョコレートも買ってました、なラ・メゾン白金のタブレットショコラ。

ヴァレンタインフェアで見かけて、色彩の美しさに目を奪われた、という。

色んな組み合わせがあって選ぶ楽しさもありますね。

 

ヴァレンタイン絵本、あと1冊あるので明日またご紹介しますね。

 

ショコラ展

今年も始まりましたPOURQUOIのショコラ展。

植物園の後、南はりまや町のPOURQUOIまで足を伸ばし、13時半の開店までまだ時間があったので、すぐご近所のcafe tucheで久々にハンバーグが食べたいなあと思って行ったら、残念ながら臨時休業でした(^_^;)

仕方ないので、そのお隣の老舗喫茶店with(1995年から営業だそう)でランチしました。

withはこれぞ下町の喫茶店という佇まいで、ランチも昔ながらの洋食が中心。

ふたりとも焼きめしセットをオーダーしたのですが、軽くご飯がお茶碗2杯分はありそうな焼きめしにサラダ、スープ、唐揚げ3個が付いてきたので、なかなかのボリューム↓でした。

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美味しかったけどね。

お安くて量をいっぱい食べたい人にはお勧めって感じかな。

地元の人がよくリピーターとして訪れる喫茶店です。

withでランチしたらちょうど開店時間に。

開店と同時に行ったにもかかわらず、既に数人お客さんがいる盛況ぶりでした。

やはり皆さん、甘いものとか美味しいものには目がないんですね。

私のお目当てはこれまでにも何回かご紹介したことある、佐川町という小さな里山に工房を開かれているショコラティエ、ポワリエ・ショコラさんのチョコ。

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箱入りのものは4種類ぐらいありましたが、お値段がリーズナブルなものを買ってきました。

6個で1,700円も庶民からしたらなかなかですが。

お店を出た後「そんな高いもの誰に贈るの?」と母に聞かれましたけども、そこはもちろん自分用ですよ(キッパリ)

研修とかもろもろ頑張った自分へのご褒美です!

ちなみに画像のセットの内容は次の通り。

上段左から、

・ポワリエ・ブレンド(3種のカカオをブレンドしたフローラルな優しい酸味)

・バニーユ(マダガスカル産バニラの上質な香りとミルクガナッシュ

・エクストラビター(カカオ75%のビターガナッシュにカカオ二ブをトッピング)

下段左から、

・プラリネ アマンド エ ノワゼット(ピエモンテ産ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネ)

・クー・ルージュ(ラズベリーチョコでコーティングしたホワイトチョコの中に赤スグリとローズのジュレレモングラスガナッシュとピスタチオのプラリネ)

・フリュイ ド ラ パッション(パッションフルーツの酸味とミルクガナッシュ

というラインナップです。

も1つ、こちらもポワリエ・ショコラさんの「プレミアム・ガトー・オー・ショコラ」。

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ガトー・オー・ショコラをキャラメルショコラでコーティングし、ピスタチオの風味とアクセントに塩を効かせた濃厚なケーキです。

いずれもポワリエ・ショコラさんのオンラインショップ↓でも購入可能ですよ。

ポワリエ・ショコラ – Chocolates for choco-lovers (poirier-chocolat.jp)

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他に桜井町にある喫茶terzo tempoさんのグラノーラショコラや神戸のパティシエールconocaさんのショコラクランチなども合わせて購入。

その前に画像にあるとおり、オーガニックマーケットでもおなじみのCASCINA IL CHICOさんで古代小麦のクッキーとか買っているにもかかわらず、更にスイーツを爆買いした、という(^_^;)

で、お会計して帰ろうとしたら、オーナーのWさんからとどめのようにこんなのも届いてるよーと見せられたraiさんの米粉スイーツの数々(POURQUOIさんのインスタ↓参照)

pourquoi(@pourquoicafe) • Instagram写真と動画

まんまとお芋のモンブランタルトを買ってしまいました。

当分おやつには困らない状態ですが、せっかく健康診断で減ってた体重が増えないようにしなければ!

とりあえずカ○リミット常備します(笑)

 

今回、狭い店内に人がいっぱいで、お会計待ちの方も何人かいらっしゃったので、とてもじゃないけど写真撮らせてー、と言える状況じゃなかったため、ショコラ展の詳細等はPOURQUOIさんのインスタをチェックして下さいね。

14日(日)ヴァレンタインまでの開催ですが、人気店のものはすぐ売り切れちゃうので、気になるものがある場合はお早めに。

 

つよし君、毎日楽曲制作しているようで楽しみ♪

待ってる間、ポチポチ頑張りまーす。

 

 

 

アメジストとクリソプレーズのロザリオ

ご紹介が遅くなりましたが「心の安寧を形に」をテーマにしたアクセサリーショップMistltoeさんから2つ目のロザリオが届きました。

今回もまたアメジストをチョイスするという、やっぱり脳がつよし君カラーに染まっているRosemaryです(笑)

ちょうどすみれと可愛い猫ちゃんのカードがBERNさんから届いたので、一緒に撮影してみました。

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画像では伝わりませんが、光に翳すと透けるぐらい透明感のある綺麗なアメジストですよ。

6ミリ球なので存在感もあります。

その間にあるアップルグリーンの鉱石はクリソプレーズ。

よほど鉱石に詳しい方でなければ、耳慣れない鉱石だと思います。

私もMistletoeさんで初めてこちらの鉱石の存在を知りました。

オーストラリア原産の希少石で、翡翠に似た色合いですが、カルセドニー(石英)の一種だそう。

クリソプレーズには怒りを静め、精神を休ませてくれる効能があるとか。

Mistletoeさんからのメールではこの石を身につけていると眠くなるとあり、感情の沈静化=入眠なのかな、と。

 ヨーロッパでは鉱石をメディカルに活用する宝石療法なるものがあるらしく、こちら↓の本でもクリソプレーズが取り上げられています。

 鉱石の世界もまた奥深いですね。

 

その他の効能としては、持ち主に誇りや勇気を与え前進させてくれるとも言われており、アレクサンドロス大王も護符に用いていたという伝説もあるんですって。

 

以前に届いたロザリオとも一緒に撮影してみました。

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私は敬虔なキリスト教徒ではないですが、ロザリオをアクセサリー感覚で身につけることに多少の罪悪感を感じないわけでもないです(^_^;)

そもそも、ロザリオってネックレスではないんですよね。

仏教徒で言うところの数珠と同じで、首にかけて使うものではなく、マリア様に祈り(アヴェ・マリア)を捧げるときに、祈りの回数を確認するためにたぐり寄せて使うというのが本来の使い方です。

それを思うと、ホントにすみませんって感じですが、Mistletoeさんもロザリオについて十分調べてお作りになられていますし、キリスト教徒ではない人でも加護して下さるメダイを用いたりされているので、そこは神様どうかお許しを。

信者ではありませんが、広い心で受け入れて頂ければ幸いです。

むしろ、ロザリオをきっかけにキリスト教への理解が深まったことは確かですし。

キリスト教でも仏教でも、その教えの何かしらが心の安寧に繋がるのであれば、その教えの一部を生活に取り入れることは悪いことではないと思うんですね。

多分、奈良の人々の心の中に仏様や神様が日常的にいらっしゃるのと同じような感覚で、私も自分の心の平安に繋がるものとして取り入れたいな、と。

かといって、あまりロザリオばかり乱発して購入するのもどうか、という葛藤はあるわけですが、これ!って思うと欲しくなっちゃうんですよねぇ・・・

どんなに修行を積んだお坊さんでも心の中の欲はなくならない、というお話をつい最近聞き、それならば、私のような俗世にまみれた人間は尚更物欲を断ち切れない、と痛感しているところです(^_^;)

 

って、結局何の話?って感じですが、Mistletoeさんのアクセサリーがとても素敵なのは間違いありませんのであしからず。

いつも本当にありがとうございます。

 

追記

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そういえば、紫が入ったカードってあんまりないかも、と思い、ちょっとごそごそやってみた結果出てきたのがこの2枚。

他にも探せばまだちょっとはあると思うけど、紫ベースのカードってあんまりない気がするなあ。

旅する蘭展その4 番外ハワイ編

中南米ゾーンを抜けて、階段を上がるとオオオニバスの浮かぶ池↓があり、そこのデッキにも蘭を展示してありました。

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展示されていたのはリンコレリオカトレアの仲間。

このリンコレリオカトレア属の園芸品種群は、2013年に牧野植物園でハワイアンフラワーフェスティバルを開催した際に職員がハワイの篤農家に出向き、直輸入しお披露目された系統だそう。

国内で流通する薄紫色のカトレアに比べて、ハワイで流通するカトレアの花色は赤、黄、オレンジなどが主流で、花の中央にグラデーションが入り、色鮮やかなことが特徴です。

国内ではなかなかお目にかかれない花色だそうですよ。

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ジャーマンアイリスっぽい花色のカトレア。

一緒に植えられていたチョコレートコスモスっぽい蘭もインパクト大。

この花色の蘭って初めて見ましたよ。

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このオレンジがかった赤はいかにもハワイっぽいですね。

この系統で小ぶりなカトレアを今回の記念にショップで購入しました。

今3輪咲いていて、あと2つ蕾みがあるのでしばらく楽しめそうです♪

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色々ある蘭の品種の中でも、やっぱり私はカトレアが一番好きかなー。

毎年蘭展に行った記念として蘭を一鉢買うことにしてるんですけど、今までカトレアしか買ってないですもん(笑)

デンドロとかシンビジウムとかもいいなとは思うんですけどね。

ちなみに母もやっぱりカトレアを購入してました。

母が購入したのは典型的な紫系のやつです。

牧野植物園で買い求めた蘭が毎年ちょっとずつ増えていっていますが、カトレアについてはその後もちゃんと毎年咲かせてますよ、父が(笑)

その花がちょうど蘭展に行く日に咲いたんです↓。

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隣のカトレアにもつぼみが付いてるので、こちらが咲くのも楽しみ♪

カトレアは蘭の中でも育てやすいかなーと思いますので、こちらを見て気になった人は是非カトレアから初めてみては。

 

さて、4回に渡ってお届けしてきた蘭展の様子はいかがでしたか?

実は今回載せた倍以上の写真も撮ったのですが、全部載せるのは不可能なので、ごく一部を選んで載せたため、いつもながらざっくりこんな雰囲気ということしか伝わらなかったと思いますが、コロナ禍でどこにも行けてない方にも旅する気分をちょっとでも味わって頂けたなら幸いです。

 

追記

牧野植物園に隣接する竹林寺にも立ち寄りました。

これが遅い初詣ですね。

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竹林寺さんは文殊様を奉っていらっしゃるので、身近な受験生の合格祈願を合わせてしてきました。

おみくじも引いてみたけど、私が小吉、母が末吉で、二人揃ってあまり良くない感じ。

まあ、こういうのは気をつけなさいね、ということだと解釈しておきます。

おみくじの中に入っていた縁起物はかぶでした。

「かぶがあがる」といいなあ。

 

 

昨日は疲れて1日1ポチをし損ねました(^_^;)

今日はまたポチッとするゾ!


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旅する蘭展その3 中南米編

旅する蘭展、3つ目のゾーンは中南米編です。

中南米は熱帯から温帯にかけて、カトレア属、エピデンドルム属、オンシジウム属、マスデバリア属など8,000種類以上の蘭科植物が自生しているそうです。

こちら↓はエピデンドルムの仲間。

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紹介ボードにあるとおり、熱帯アメリカ中心に約1,400種が分布するそうで、名前はギリシャ語で樹木を意味するdendroと上を意味するepiが結びついて、エピデンドルムと呼ばれています。

多くが樹上に着生するとあり、本来ならもっと背の高い木に着生するのかな、と思ったり。

展示ではスペースに限りがあるので、流木の一部に着生させていますね。

アンデス山脈周辺の高地には霧と雲に覆われた森林(雲霧林)があり、多くの蘭がこのように樹上や岩に着生しているんですって。

こちらの展示でも、樹上に着生する様子をこのように再現されていました↓。

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中南米の蘭はカトレア属のような華やかな種から、猿の顔に見える花のドラクラ属などユニークな花まで、様々な種が見られるとか。

南アメリカ南端のアルゼンチンやチリでは、ロゼット上に葉を展開するキクロポゴン属などの地生の蘭も見られます。

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こちらがマスデバリア属の蘭ですね。

マスデバリア属は中南米に約580種分布し、その大半はアンデス山脈の高地の樹上や岩に着生しています。

がく片が基部と融合した目立つ花を付け、花色も多様です。

コロンビアに分布するマスデバリア・コッキネアは花が大型で、色彩の変異に富み、交配親として用いられているそうです。

中南米の蘭はカトレア属のような華やかなものもありつつ、野生味溢れる、生命力旺盛な蘭という感じでした。

 

これで旅する蘭展の3つのゾーンはご紹介し終えましたが、明日は番外編としてハワイで育種された蘭をご紹介しますね。

 

旅する蘭展その2 東南アジア編

今日は東南アジアの蘭をご紹介しますね。

東南アジアは熱帯地方を中心に250属、6,000種類以上の蘭が自生するそうです。

多彩なデンドロビウム属、シンビジウム属、胡蝶蘭で知られるファレノプシス属、花の形態が独特なパフィオベティルム属など魅力溢れる蘭の宝庫。

こちら↓は東南アジアエリアの入り口に設けられた圧巻の花台。

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とにかくゴージャスです。

一体どれだけの蘭を使って制作されてるんでしょうね。

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こちらはピンと伸びた花びらがウサギの耳に見える蘭としてテレビでも紹介されていました。

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こちらはパンフレットにも写真が載っているパンダ・セルレア。

パンダの基本ともいえる原種で、中央が青紫の花が特徴です。

主にタイ北部に自生しています。

ほとんどの紫色の大輪花はこの種が交配親に使われているんですって。

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紫の花を見るとつい、つよしくんカラーだな、と反応しちゃいます(笑)

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胡蝶蘭とデンドロを壁面にゴージャスに配置したコーナー。 

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こちらは土佐市で生産されているエビデンドラム「東風桃」。

長年の努力と技術により、非常に花持ちが良い花に品種改良されたそうです。

大鉢で存在感がありましたよ。

 

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南国市で生産されているシンビジウム・ビビアンのイエロー・シャイン。

明るい花色でシンビジウムでは人気のある品種だそう。

確かにこれ一鉢あるだけで空間がぱっと華やぎますもんね。

このほかに県内生産者が生産したオンシジウム胡蝶蘭の大鉢も紹介されていて、見応えありましたよ。

東南アジアゾーンは一番可憐で華やかな蘭が多い印象でした。

明日は中南米編を載せますね。

 

 

 

1日1ポチ!


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【期間限定】堂本剛なファンクの入りぐち。24曲 Nonstop

めちゃくちゃ曲と曲のつなぎがかっこいい!動画発見。

つよし君のファンクを知らない人も、これはいい入門編って感じよ。