ヴィンテージ絵本 The ENCHANTED EGG その2
3連休のスタートですが、花冷えの1日で、途中パラパラ☔も降りました。
フラワーアレンジメントのレッスンから、モネの庭にチューリップを見に行き、biologico_hannaさんでアロマトリートメントをしてもらい、と盛りだくさんな1日でしたが、トリートメントのおかげで今すっごく眠いので、今日のところは絵本の続きをアップしますね。
では、どうぞ。
「そうすれば、私たちはもっと良くそれを見られるわ」
彼らは魅惑の卵の後ろを押しました。
「1,2,3,Go!」と綿毛の黄色いアヒルが叫び、彼らはそれぞれグイっと押しました。
日当たりの良い牧草地の真ん中に卵が出てきました。
彼らは卵を追いかけましたが、それは転がり続けました❗️
それはコマのように回転するまでどんどん速くなりました❗️
牧草地を横切り、クローバーの小道を通り、スイカズラの生け垣の下を潜り抜けました。
綿毛の小さなアヒルはよたよたとその後を追いかけました。
「止まれ❗️止まれ❗️」と彼はガーガー鳴きました。
コマドリ夫人はその後を飛んで追いかけました。
「止まって❗️止まって❗️」と彼女は鳴きました。
でも魅惑の卵はどんどん早く転がりました❗️
スイカズラの生け垣の向こうには長い草が生い茂った丘がありました。
ディンキーという名前の妖精が丘の麓のキノコの下の小さな家に住んでいました。
そして、その向こうには松林がありました。
急げ❗️急げ❗️」と綿毛の黄色いアヒルは叫びました。
「森の中に転がっていっちゃダメだ❗️」
「ええ、ダメよ❗️」とコマドリ夫人が叫びました。
「失くなったり、壊れたりするかもしれない❗️」
そして彼らは魅惑の卵を追いかけました。
ビュー❗️ビューン❗️と卵は丘を転がり落ち、きのこの下にある妖精、ディンキーの小さな家にまっすぐに向かいました❗️
ディンキーは小さなロッキングチェアでゆらゆらしながらとても淋しさを感じ、ひどくワクワクすることが起こることを望んでいました。
そして、彼が望んでいたように、衝突が起こりました❗️
バーン、ドーン、ドドーン❗️
魅惑の卵はディンキーの小さな家のドアにぶつかりました。
「地震だ❗️」とディンキーは叫びました。
彼は走ってドアを開けましたが、それはまったく開きませんでした❗️
「爆弾だ❗️」とディンキーはわめきました。
彼は走って窓を開けました。
それから彼は窓台に這い登り、外を覗き見ました。
彼の前庭は大きなピンクのもので埋め尽くされ、全てが日差しの中でキラキラと光っていました❗️
つづく。