ヴィンテージ絵本 Little Mailman of Bayberry Lane 1
今日からご紹介するのはThe Little Mailman of Bayberry Lane(ヤマモモの小道の小さな郵便配達員)です。
数あるヴィンテージ絵本の中でも、マギンズくんの次に好きな絵本なんです😊
以前にインスタでは挿し絵と簡単な内容は紹介したことありますが、今回は全ストーリーを載せますので、一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです。
ヤマモモの小道は素晴らしく、澄んだ秋の朝でした。木々は明るい黄色と赤で彩られています。
アザミは露で光ってしました。
そして、小道の両側の茂みからはヤマモモのよい香りが漂っていました。
とても早い時間でしたが、ガチョウ夫人はヤマモモを摘んで、小道を遥かに上っていました。
彼女はその日ヤマモモのキャンドルを作るつもりでした。
それに加えて、彼女はいつも小さな郵便配達員を真っ先に迎えるのが好きでした。
なぜなら彼はいつも最新の噂話を持っていたからです。
彼女は小道を覗き込み、彼が見えるかどうか確認しました。
アヒル夫人は彼女の散歩道から黄色い落ち葉を掃いていました。
彼女もまた自分の郵便受けに出向き、小道を見上げました。
妹からの手紙があればいいのに、と彼女は思いました。
カメ氏は暖かい日差しの中で、目の前の階段に座っていました。
彼は目を閉じていましたが、眠ってはいませんでした。
彼は小さな郵便配達員の桜の笛を聞いていました。
彼は私の新しいチューリップのカタログを持ってくるだろうか❔と思いました。
しかし、カメ氏は門から出て、小道を見上げたりはしませんでした。
「まずい❗️」と彼は言いました。
「急いでいるんだ…とにかく❗️」
ブタ夫人は今まで一度も手紙を受け取ったことがないにもかかわらず、郵便受けのそばで待っていました。
毎朝彼女は手紙を待っていましたが、毎朝小さな郵便配達員は彼女のそばを通りすぎました。
その時、坂道の上から小さな郵便配達員のおしゃべりが聞こえてきました。
「おや、ガチョウ夫人、今朝は早くからお出かけですね❗️あなた宛の手紙です。コマドリが冬に南下することは聞いたことがありますか❔」