ヴィンテージ絵本 Muggins Takes Off 第2話
妖精は可哀相なマギンズを引っ張り続けました。
彼は全く無礼者でした。
彼はマギンズに立ち止まって耳を掻く暇さえ与えませんでした。
マギンズは迷子になった人々が、家族が彼らを見つける手がかりになるように、ペチコートや紐の切れ端のようなものを残すのを知っていました。
マギンズはペチコートや紐のような物を持っていませんでした。
そこで彼はハンカチやつけ襟、ネクタイや帽子を落としました。
ついに妖精は彼を小さな木のそばに繋ぎました。
「逃げられないからな」と彼は言いました。
「お茶をしに家に戻ってくるぞ」
可哀想なマギンズは寂しさを感じていました。
しかし、大きな声で叫ぶには勇敢すぎました。
すると、マギンズのお母さんがやって来ました。
(彼女は息子の帽子とつけ襟を見付けたのです)
お母さんは急いで息子を解き放ち、彼の髭にキスをしました。
そして彼らはとても、とても静かに再び家に帰ったのでした。
おしまい。
ホントにこの妖精は最後まで意地悪なままでしたね😅
そして、やっぱりお母さんは偉大ですね😃