Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

ヴィンテージ絵本 Muggins' Big Balloon 第2話

今日からまたマギンズくんのお話です。

「マギンズの大きな風船🎈」

マギンズが散歩に出掛けると(彼は新しいシルクのタイを身に付けていました)、 あるものが空を一気に飛んで来るのを見ました。

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彼はそれは翼のあるネズミだと思いました。 (本当はコウモリでした)

マギンズはそれをじっと見て言いました。

「あんな風に飛びたいなあ」

それから彼は座って頭を抱え、貧乏揺すりもせずじっとしました。

考えに考えて、考えて、それから彼は尻尾を回しました。

彼は膨らんだ風船を見ました。

とても光沢があり、大きく、赤い風船の紐はポストに括られていました。

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「あれに乗ろう❗️」とマギンズは言いました。

そこで次にマギンズはポストに登り、その紐を2つに噛みきりました。

それからその端に掴まって浮き上がり、飛んで、飛んで、飛んでいきました。

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マギンズは食料品店の上を飛び、尖り屋根の上を飛び、何頭かゾウの上を飛び、何人かの風変わりな人々の上を飛びました。

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彼の髭はそよ風にはためき、彼を容赦なく吹き飛ばしました。
彼の毛皮は彼を温かくしましたが、尻尾はかなり寒かったのでした。