Full Moon Books~満月を待ちながら~
台風が接近しているせいか、気圧がすごくて、睡魔と頭痛と格闘する週末でした。
今日も午後から抗いがたい睡魔に寝落ちし、何もできずに終わったなあと^^;
早く台風が過ぎ去ってほしいものです。
そんな中、鎌倉の絵本屋Dearさんと旅する本棚ペコラさんの企画であるFull Moon Booksから、素敵な絵本が届きました。
日本絵本賞大賞を受賞した荒井良二さんの『きょうはそらにまるいつき』という絵本。
満月の日に、どこかで1冊の同じ本を抱いて、同じ気持ちで月を見上げている人がいる。
その時に、本の魔法で誰かと誰かの心が静かに響き合うことがFull Moon Booksの願いだそうですが、そんな願いにふさわしい1冊ですね。
色んな人や色んな動物が過ごす日常に、ふと見上げるとご褒美みたいな満月がある、というメッセージの絵本です。
満月がご褒美という発想が素敵だな、と思います。
荒井さんの力強いタッチの絵にも引き込まれますし。
力強いのに、暖かさもあり、毎晩寝る前に開きたくなるような魅力もあります。
大好きなつよし君が毎日綴ってくれるLFの最後に、「今日も空と心は繋がっています」
というフレーズがありますが、この絵本を読みながら、そのフレーズを思い出したりもしました。
絵本の中にギターの練習をしながら月を見上げている青年がいるのも、つよし君を思い浮かべてしまうなあ。
そうそう、姪っ子3歳が、つい最近ひらがなが読めるようになったそうなんで、今度来たときに見せてみようと思ったりも。
子どもならまた違った気づきがあるでしょうしね。
絵本の中にまんまるお月様みたいなくるくるの瞳をした赤ちゃんが出てくるんですけど、もしかしたらそれを見て姪っ子3歳は生まれたばかりの妹をそこに投影するかもしれないし。
絵本とともに、素敵なサシェと小さなスワロフスキーのストラップも添えて下さっていました。
今晩はこのサシェを枕元に置いて寝ますね。
いい夢が見られそうです^^