Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

12ヶ月のクロゼット

17日が締め切りの仕事があるのですが、その前が過密スケジュールのため、今日あらかたやっつけておこうとがしがし仕事したら、腕と目にキました。(^_^;)
ま、整体に行く日だったので、その後がっつり治してもらいましたけどぉ。
懸案事項もあらかた片付いたし、身体も直してもらったしで、良かった×2。

さて、今日は少し前に読んだ、まったり、ほんわかなオトメの必読書、杉浦さやかさんの『12ヶ月のクロゼット』をご紹介。

12ヵ月のクロゼット

12ヵ月のクロゼット

まずは、計算されつくした線画とレトロポップでカラフルな色柄のイラストがたくさん楽しめます。
線が単調でシンプルになるほど、実は全体のバランスを取ったりするのが難しくなると思うんだけど、杉浦さんのイラストってさらさらっと描いているように見えて、とっても緻密だなと思います。

杉浦さんの愛用しているお洋服や小物が季節ごとに、あるいはTPO毎に紹介されているのを見るのも楽しい♪
甘辛ミックスだったり、マニッシュなものにちょこっとだけガーリーなものを加えたり、というはずし方の匙加減が上手なのよね。
私はどっちかというと、シンプルならシンプル、可愛いなら可愛い、という路線でトータルコーディネートしがちなので、コーディネートの幅があんまりないという。(^_^;)
お洋服もいっぱい持ってる割には、組み合わせるパターンは大体いつも一緒。
このニットワンピにはこのインナータートルとかね。

でも、この本は既成の枠に囚われず、自由な発想でもっとファッションも楽しめるといいなーと思える1冊です。
その自由な発想の中には、年齢的なことも入ってくるんだけど。
ある程度の年齢になってくると、こういう色柄はもう止めておこうとか、自分の中でストップかけたりするじゃない?
でも、そう思うだけで、実際着てみると似合うものもあるはずなのよね。
そうそうと大きく頷いた彼女のあとがきを引用しますね。

ここ数年、おしゃれをするのがぐっと楽しくなってきました。
そのちょっと前のほうが、「30過ぎてこんな服着るの、変だな」とか「そろそろ古着は卒業よね」とか、変に年齢を意識しすぎて、自分に枠を作ってしまっていました。
ある程度超えてくると、なんとなく肝も据わってくるのかな。
したい格好をすればいい、と自然に思えるようになってきました。
あらためて自分のクロゼットを見ると、相当年齢を無視した洋服が並んでいるわけですが・・・
今のありのままの自分のことが見えていれば、変な若作りにはならないはず。

きっとずっと、私のチープ好きは変わらない。
一方で「いいものを選んで、大切に着よう」という思いも年々大きくなってきています。
安くても高くても、自分のアンテナに引っかかったものを楽しんで着こなしていたい。
「私らしさ」をあんまり決めないで、おばあちゃんになっても鏡の前で、ウンウン悩んでいたい。
「おしゃれしたい」と思ううちはずーっと花ですからね。

今まで似合わないと頑なに拒んでいた花柄を着てみようと思ったのも、この本の影響大だったり。
オシャレはホントに女子の特権ですから、ワクワクするようなお洋服とこれからもたくさん出会いたいものです。
と、同時に、一生付き合えるようなワンランク上のものも探していきたいな。
ブランド物って全然興味なかったんだけど、長く付き合えるという意味では、そういうものにもちょっと目を向けてみようかな、と思ったりもしました。

ということで、何も画像がないのも淋しいので、花柄お洋服を撮影してみた。

この前紹介したネットショップさんで購入したものですが、画像で見たときには大輪の薔薇柄って派手じゃない?と思ったものの、届いて着てみたら意外とそうでもなくて、普通にいけたよ。

そうそう、お仕事バッグも今年に入って、キャスの花柄バッグに変更。

形は違うんだけど、柄はこれ↑。
私のはボックスタイプで、荷物がいーっぱい入ります。
オイルクロスなんで、汚れを気にせず使えるし、雨の日でも大丈夫だから、通勤バッグには最適だわ。