Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

Mary Had A Little Lamb

本日のタイトルは日本でもおなじみ『メリーさんの羊』です。
子どもの頃、あの牧歌的なメロディーラインに乗せて「メーリさんの羊、羊、羊♪」って歌いませんでした?
おそらく日本で最もよく知られているMother Goose (Nursery Rhymes)のひとつだと思いますが。

先日、こちらの絵本↓と縁があり、久々に懐かしく思いながら読みました。

Maryの行くところへはどこへでもつい行く仔羊は、学校にまで付いていってしまいます。
もちろん校則違反だからと教師に追い返されるわけですが、それでも忠実で忍耐強い仔羊はMaryが外に出てくるまでじっと待ってるんですね。

このストーリー、実話を基にしてるってご存知でした?
Nursery Rhymesの中では珍しく作者もハッキリしていまして、これを書いたのはボストンで子ども雑誌の編集をしていたセイラ・J・ヘイル夫人という人だそう。
1830年に自らが編集していた雑誌『児童文学』に発表したものが、今日まで伝わってるんですね。

Maryのモデルになった少女の名前もMary。
マサチューセッツ州にある小さな町、スターリングの農家で生まれ育った女の子は、一匹の仔羊を世話することになりました。
その仔羊は母羊に育児放棄されたため、Maryに育てられることになったのです。
本当の母親のように可愛がってくれるMaryに懐いた仔羊は、やがてMaryの後をついて歩くようになり、学校までやってきてしまいます。

It made the Children laugh and play to see a lamb at school.
という絵本の一文もまさに実話そのものだそう。
教室に可愛らしい仔羊が潜んでいるのを発見した子どもたちは、きっと大ウケしたでしょうね。

What makes the lamb love Mary so?
「どうしてあんなに仔羊はメアリーのことが好きなの?」と尋ねる子どもたちに、
Oh, Mary loves the labm, you know.
「メアリーが仔羊を大好きだからよ。」と答える先生。

無償の愛情を注ぐMaryとそれに応える仔羊の関係がほのぼのとした温かさに溢れていて、動物ってやっぱりいいよなーと思います。
対人間とはまた違った関係性がそこにはあるというか。
動物って本能でしか物事を捉えないので、その分とってもシンプルでしょ。
愛情をかけたらかけた分だけダイレクトに返ってくるし。
私が動物を好きなのもそういうことかな、と思います。
対人間ももっとシンプルに付き合えればいいのにねー。(って何かこの人は人間関係に悩みでもあるのか?と思われそうですが。^_^;)

今日のカード

羊の話をしておいてウサギカードでごめんなさい、って感じですが。(^_^;)
こちらのカードもツネットさんからやってきました。
結構大きめでオレンジのパキッとした色合いが目を引くウサちゃんカードです。
くるんくるんのお目目ときゅっと上がった口角、そしてツヤツヤの毛並みが何かを彷彿とさせませんか?
そうです、私はこの子を見る度に、ゴン太↓を思い浮かべずにはいられないのでした。(笑)

相変わらず夏仕様、すっきりんちょなゴン太さんです。