Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

First Japanese

今日も雨、そして真冬に逆戻りしたかのような寒さで、できればこんな日はお出かけしたくないのですが、朝は切れた化粧品を買い求めて家から車で30分のN町に、午後からはこの前の木曜日に行き損ねた整体に行ってきました。
まさに西へ東へと奔走した1日だったですよ。
それにしても、化粧品ってなくなるときはどうして一度になくなるんでしょうね。
スキンケア類だけじゃなく、メイク類や果てはコットンにスポンジパフまで切れる事態に、くぅーっ(>_<)て感じで出かけたんですが、予想以上の寒さに買い物するテンションも下がり気味。
あ、でも、「だいぶニキビが落ち着いてきましたねー」と言われて嬉しかったな♪
投入した資生堂のd Programが効いたのか、はたまた春になって乾燥がやわらいだせいなのかは微妙ですが。


で、気候もお財布も寒いので(^_^;)さっさと帰ろうと思ったのに、何を思ったか本屋に寄ってしまった私。
そんなときに限って、欲しい本に出会うんですよねー。
普段は行かない旅行本関係のコーナーに立ち寄ったのも何かの天啓だったのか。
関口さんの新しい絵日記本を発見してしまいました。

関口知宏のファーストジャパニーズ

関口知宏のファーストジャパニーズ

関口さんの絵日記本は全部持ってるわけではなく、こうやって本屋で見かけたときにちょこちょこ買ってるんですが、見つけたからにはやはり素通りはできませぬ。
今までの絵日記本より大容量なページ数におののきつつ、レジに持っていくと店員さんが本と一緒に何かを入れてくれました。
はて、なんだろう?と見たら、関口さんのイラストの絵はがきでした〜。

この味のある人物のイラストとほっこりするような色鉛筆の色合いが好きなんですよね。


それはさておき、この絵日記は『関口知宏のファースト・ジャパニーズ』(BS 1)という番組で、関口さんが出会った10人のファースト・ジャパニーズについて書かれ(描かれ)ています。
番組コンセプトとしては、世界各地の様々な一流分野の狭き門をくぐり、頭角を現した若き最初の日本人を取材し、彼らをその夢へと駆り立てた原動力やそこに至るまでの失敗や挫折をどう克服し、そしてこれから何を目指そうとしているのかを関口さんの目線を通して探っていくという感じ、かな。


番組は月に1回、日曜日の20時10分からのOAなので、大河ドラマファンの両親のせいで残念ながら見たことないんですが(ちなみに今日のOAが最終回で、中国武術のファースト・ジャパニーズが紹介されます)、この絵日記本だけでも十分楽しめます。
というか、同じような世代の人たちが世界の至る所で試行錯誤しながらも自分の天職ともいえる道を見つけて邁進している姿は、それだけで色々考えさせられたり、勇気付けられたりしますね。


どのファースト・ジャパニーズにもドラマがありますが、共通しているのは決して彼らは最初からそうなりたかったわけではないのに、いくつかの偶然が重なって、気がつけば本来いるべき場所や携わるべき仕事に落ち着いたという感じがすごくすること。
関口さんは「結果は当然、経緯は奇跡」と書き、当然の結果は当然の成り行きからは導かれない、むしろ成り行きから当然の結果は導かれるのだ、と述べていますが、気がつけばなるべくしてなっていたってすごーく理想的なパターンですよね。
全然気負いもなく、ただ純粋に好きなことを追い求めてるだけなんで、収入がかつかつでも全然苦にならないし。
精神的に満たされているから、物欲も起こらないんですよね、きっと。
関口さんの言うように、まさに「清貧」という言葉がぴったりなファースト・ジャパニーズたちの姿を見てると、物欲まみれの私なんかホントに精神的には貧しい人なんだろうなと。(^_^;)


一番印象的だったのは、ブラジルでデザイン会社を設立し、日本人として始めてオリンピックのユニフォームのデザインを手がけた緒方さんと彼の会社のスタッフとの関係を見て、緒方さんが得意とするクリエイト力を中心としたアトリエ集団的な古いステージから脱却し、よりバランスと調和の取れた「会社」というニューステージを作り上げていくには何が必要なのかというくだり。
スタッフそれぞれのクリエイト(創造)、プロテクト(保障)、リレーション(関係)、エフォート(努力)の4つの面が四天王のように揃えばいい結果が得られるのではないか、と感じ取ってその場で図に書いてしまう関口さんの洞察力の鋭さには舌を巻くばかりです。(それを見て、すぐにコピー取らせて下さいっていう緒方さんの柔軟性もすごいけど)
うちの職場なんて、ニューステージどころか、オールドステージにも達してないような…(滝汗)
せめてその道のプロとして、もっとちゃんとして欲しい人が多々いるんですがねぇ。


この本を読むと、私たち日本人が思う以上に世界の人々は日本人の文化や技術力を高く評価し柔軟に受け入れようとしていることが分かります。
が、悲しいかな、私たち日本人自身がせっかく世界の人々が受け入れようとしてくれているにも関わらず、自国や自分たちのことを知らなさ過ぎて、うまく発信できてないんですね。
アニメやゲーム以外にも誇れるものがたくさんあることに気付いて、それをしっかりと世界にアピールしていく力を付けていくことが、国際社会での日本の地位をもっと高めることに繋がるのかもしれません。


今日の動物

プランター3匹揃い踏み〜。
つや消しタイプのキティはペアです。
1つは友人TがB.D.プレとして、プゥコリンさんのところで買ってくれたものです。
Tからプレゼントをもらうときは、大抵こうして好みのものがあるお店に一緒に行って「さあ、好きな子を選びなさい」と。(確かに一番確実な方法です。笑)
アメフトの格好をした子はwebで購入しました。
ちょっと個性的な格好ですよねー。


今日のイースター・カード

カラフルなイースター・エッグの上に乗った元気いっぱいなバニーちゃん。
そんなに大きなカードではないですが、この絶妙な配色が気に入ってます。


追記
昨日のblogに書いたPub The Sherlock Holmesの写真です。
確か行ったときに撮ったよな、とアルバムを見たらありましたわ。


写真を更に携帯で撮ったので、画像がイマイチですが、とりあえず雰囲気だけでも伝われば、と。
そして、ベーカー街221bにこのPubはあると書いてしまいましたが、あるのはシャーロック・ホームズ博物館の方でした。
勘違いでごめんなさい。(『世界ふしぎ発見』のHPを見て気付いたわー^_^;)