古民家ホステル東風ノ家
イベントごとを先に紹介してしまいましたが、今日は東風ノ家さんを紹介します。
昨年の9月にオープンしたばかりの東風ノ家さんは、昭和12年に建てられた多田邸を利用した古民家ホステルです。
多田家は高知県東部の近代産業の発展に寄与した一族だそうです。
木造平屋で、本館、はなれ、3つの庭がある約180坪のお屋敷は伝統的な日本建築と現代建築が混ざり合った建物です。
入り口の赤い暖簾がひときわ目立ちますね。
こちらの白い外壁は土佐漆喰です。
土佐漆喰は塩焼灰と発酵わらすさで製造した水ごね漆喰で、県内では古くから用いられてます。
一般的な漆喰より、水に強く耐久性に優れているんだそうですよ。
ラウンジの書架コーナーには多田邸の持ち主健次郎氏と妻浪の写真が飾られています。
本やパンフレットがずらりと並んだ書架コーナー。
こんな趣のあるお屋敷でゆっくり読書できたら素敵ですね。
上だけ外が見渡せるようになっている曇りガラスの窓。
昔の調度品って、すごく手が込んでますよねー。
この前に文机と座布団が置かれていて、こちらはレンタルスペースになっています。
1時間500円、2時間目以降は100円引きになっていくというお得なレンタル料金です。
ここにパソコンを持ち込んで仕事したらすごくはかどりそう(笑)
今度やってみようかな。
このほかにも用途に合わせたお部屋がレンタルできるようになっています。
イベント会場だったカフェスペースのワンコーナー。
古物好きとしては、こういうのを見ているだけでワクワクしてきちゃいます。
☔でお客さんも割といたので、じっくり探索することはできませんでしたが、また訪れたくなる空間でしたよ。
週末は夜こちとしてイートインのカフェバーになったり、地元の人々にとっても憩いの場になるようなこともされています。
もちろん、今回のようなイベントも随時開催中なので、お泊りしなくても、色々楽しめる、素敵なお宿です。