アンパンマンは永遠に…

アンパンマンの原作者、やなせたかしさんがお亡くなりになりました。
いくつになってもお元気で、漫画を描くだけでなく、歌って、踊って、というイメージでしたが、そんな先生も９４歳で大往生されました。
多感な少女時代、先生が編集を務めた雑誌『詩とメルヘン』に触れて育ったことは、その後の私の感性や考え方に多少なりとも影響を及ぼしたと思います。
また、先生の故郷に建てられたアンパンマンミュージアムと詩とメルヘン館は私にとって憩いの場所でした。
もう新しいアンパンマンのストーリーが紡ぎだされることはないのだと思うと、淋しい気持ちでいっぱいですが、先生の残されたキャラと想いはこれからも永遠に生き続けていくことでしょう。
晩年に至っても、アンパンマンのように八面六臂の活躍をされた先生。
天国では少しゆっくり休んで、そして、その後は、先に旅立たれた漫画家さんたちと楽しく過ごしてくださいね。
心よりご冥福をお祈りします。