Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

うさぎの布人形作り

さて、昨日予告した通り、今日はうさぎの布人形作りの模様をお届けします。
お雛様展開催中の催しとして今年の干支であるうさぎのちりめん細工を作ろう、というイベントだったのですが、この案内を安芸♪子さんのblogで見た私は即座に参加したい、と思ったわけです。
何しろ筋金入り(?)のうさぎ好きですから。
しかーし、筋金入りのぶきっちょさんでもあります。
1人で参加したら絶対挫折するに違いない、と踏んだワタクシ、手芸名人なきぃさん、安芸♪子さんを誘って参加することにしたわけですが、ええ、その読みはちっともはずれちゃいませんでしたよ。(^_^;)
あまりの自分の出来なさっぷりに、哀しいやら腹立たしいやら。

もとがきちっとしたい性格なんで、目指すイメージは非の打ち所もないキレイな縫い目だったりするわけです。
が、イメージするのとやってみるのでは大違い。
そもそも返し縫って何?っていうレベルからスタートな辺りがもう間違ってます。

それなのに、縫うべき布はツルツルしたサテンのような和布と来た日には、イメージ通りに縫えるはずがない。
なんでまっすぐ縫えないのー!と癇癪を起すことしきりな私に、主に付き合わされたきぃさんには大迷惑だったことと思います。(平謝り)
途中から、参加者の中で私だけどう見ても初心者なことに気付いたらしい先生にも何度か助けて頂きましたが。

ってか、いきなりボディ作りで失敗しましたからねー。(ーー;)
どうにかこうにか縫って、ひっくり返そうという段になり、手先(もしくは足先)の部分が縫えてなかったのか、古布なのでいつの間にか破れていたのか、ともかく、ほつれてるー!ということが判明。
さっきまでのあの苦労はなんだったの、と文字通り目の前が真っ暗に。

結局、見かねた先生が余っていたパーツで縫い直してくれたんですけど、まあ、その素早いこと。
ものの5分もかからず新しいボディが出来上がりびっくり仰天でした。
出来る人がやるとあんなに違うものなのねー。

その後も、耳を縫い合わせる過程でもやれ布が引きつっただの、縫い目が粗いだの、散々ハプニングが襲い掛かる始末。
布を縫わずに自分の指を突き刺す己の不器用さがしみじみと恨めしかったですわ。
その度に、隣にいたきぃさんに助けていただき、ありがたいやらかたじけないやら。
私に付き合わなければ、きぃさんの方は時間内に仕上がっていたのではないかと思いますが、私があまりにもどんくさい故、結局きぃさんも時間内には仕上がらず。
安芸♪子さんはかなりのところまで仕上がっていたようです。

2時間半格闘して、各パーツだけはどうにかなったものの、くっ付ける作業を残して講習会は終了。
コレを家に持って帰って1人で仕上げるのか、と思うと、またまた目の前が暗くなりそうでしたが、ここまで色んな人の手を煩わせておきながら、ここで放置プレイはあんまりよね、と一念発起して、帰宅後も格闘しましたよー。

で、なんとかかんとか仕上がったのがこちら↓。
生ぬる〜い目でご覧下さい。
裏側は絶対お見せできない仕上がりですが(^_^;)、正面からならそこそこは見られる、かなぁ?

お口は最初、ミッフィーちゃんみたくバッテンにしようと思ってたんですが、1本斜めに刺した時点で、なんとなく口角が上がってるっぽく見えたため、そのままにすることに。
ちょっと笑ってる雰囲気で気に入ってるんです。

このうさぎの吊るし飾りは江戸時代から始まったとされる風習で縁起物なんですって。
うさぎ以外の動物もあり、それぞれに意味合いが。
うさぎは、赤い目が病気を退治する力があると信じられていて、病気にかかっても早く治りますように、との願いが込められているそう。
大病はしないものの、病気とは縁が切れない虚弱体質な私(^_^;)にはぴったりだわ。
部屋に飾って大事にしないとね。

あー、それにしても、久々に針と格闘して肩凝ったわ〜。(おいおい)
お付き合いしてくださった、きぃさん、安芸♪子さん、ありがとうございました。

で、このお出掛けの模様は明日も続きます。
明日はこんなところでも「ちりめん丼を食す会」の巻きなり。
お楽しみ(?)に。