Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

RUDOLPH

こんばんは、皆様。
怒涛の1日が終わって青息吐息なRosemaryです。
月曜日からこんな調子じゃ、果たして週末までもつのであろうか、否無理。(ーー;)

なんだか、国語の反語のような文体になってしまいましたが、そんなことはさておき、本日はJingle Bellsに引き続き、クリスマスの絵本をご紹介します。
出版社も同じくLittle Golden Bookです。

RUDOLPHというタイトルを見てピンと来た方。
そうです、これはサブタイトルのthe Red-Nosed Reindeerからも分かる通り、赤鼻のトナカイ、ルドルフのお話です。


真っ赤なお鼻のトナカイさんが〜♪って、子どもの頃よく歌いましたよねー。

さて、物語はと言うと、
北極にあるおもちゃの国にルドルフという名前のトナカイが住んでいました。
ルドルフは他のトナカイより小さくて若く、立派な角も持っていませんでした。
更に悪いことには、彼の鼻は大きく、輝く赤色でした。
それはもう暗闇でも光り輝くぐらいに。
他のトナカイたちはそんなルドルフをからかい、仲間はずれにします。
ルドルフはとても孤独でした。

クリスマスイブ前に、サンタの妖精が『サンタのチームを選ぶ時が来た』という張り紙をおもちゃの国の玄関に貼り出します。
世界中の良い子たちにプレゼントを配るために、全てのトナカイの中からサンタのチームに加わるメンバーが決められるのです。
それはトナカイたちにとってもっとも名誉あることでした。
しかし、ルドルフは自分の赤い鼻を恥じて、柊の垣根からこっそりとその様子を伺うばかり。
赤い柊の実に混じってルドルフの赤い鼻もそこでは目立たないからです。

みんなルドルフがそこに隠れていることに気付かないまま、サンタチームの選考会が始まります。
最も足の早いもの、最も強いもの、最も大きいもの、と次々にメンバーが選ばれていきます。
選ばれなかったトナカイたちにも仕事が与えられました。
仕事がないのはルドルフだけ。
本当はルドルフも手伝いたかったのですが、赤い鼻をした自分は出て行っても笑われるだけと相変わらず柊の垣根の後ろに隠れたままです。

ついにクリスマスイブがやってきました。
サンタの妖精たちは忙しそうにソリに荷物を詰めています。
その様子に、突然ルドルフは「笑われたって気にしない。僕も手伝いたいんだ」と柊の垣根から飛び出していくのでした。

さて、ルドルフはこの後一体どんな活躍をしたのでしょうか?


今日のクリスマスカード

こちらのトナカイさんはルドルフがまさに僕もこうなりたかった、と思い描いていたトナカイそのものですね、きっと。
茶色の通った鼻筋をしたスマートなトナカイさんです。