Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

民家茶房なの花

昨日に引き続き、ランチネタでございます。
しゃべらん亭より少し前、お仕事仲間さんに連れられて行ったのが民家茶房。
民家と謳っているだけあって、本当にメインロードから一本逸れた住宅街にある民家でした。(@_@)
小さく看板は出ていましたが、どこがお目当てのお店なのか分からずキョロキョロする初めて組の私ともう1人の同僚さん。
連れてきてもらわなければ、たどり着けなかったでしょうねぇ。

玄関も本当に普通のおうちでしたもん。
そこで靴を脱ぎ、廊下を歩いて案内されたのが縁側のある和室。
私が子どもの頃住んでいた家にも同じような縁側があり、とっても懐かしかったです。
欄間や床の間があったりと内部は由緒あるおうちの和室といった感じ。
が、お席はテーブルなんです。
そのギャップがなんとも。

あらかじめ連れてきてくれた同僚さんが予約してくれていたので、そのランチが出てくるまでしばしおしゃべり。
ふと、縁側から外を見るとすぐ近くにキレイなコスモス畑が見えました。
ひょっとすると、春には菜の花が見られるのかな?

そうこうするうちにランチが運ばれてきたんですけど、それを見て初めて組の私たちはびっくり。
なんと、お料理は高知名物の皿鉢(さわち)に乗せられてきたのです。

宴会で使われる皿鉢よりは小ぶりなものの、普通に使われるトレーよりは絶対大きなサイズです。
しかも、お皿ですからかなり重いですよぉ。
これをトレー代わりにするだなんて、すごいわぁ。
しかも、その皿鉢の上にのってるお料理の品数ときたら。
小皿の数が半端ないです。

手前にはてんぷらの盛り合わせとこんにゃくの土佐煮(鰹節で煮たもの)、マッシュポテトのカレー味。
てんぷらはお魚や鶏肉の他にエリンギなども揚げてあり美味しかった。
真ん中は煮物ですね。
彩がキレイでした。
澄まし汁は出汁がよく出ていて、鰹節の薫りもかぐわしく、ちょっと家庭では味わえないような格調高いお味でしたよ。
このほかにシャキシャキした生野菜のサラダや春雨の和え物、吹き寄せの美しい水羊羹なども。
食後のコーヒーを入れて1200円と、ランチとしては高めですが十分その価値はありましたね。

この日はぽかぽかと暖かく、普段ならば仕事をしている時間帯に慌しい日常からちょっとだけ解放されて、まったりと美味しいモノを頂き至福のひと時でございました。