光と影のファンタジー2
昨日に引き続き、藤城清治さんの展覧会の模様をご案内します。
いや、別にネタがなくてひっぱってる訳じゃないっすよ。(^_^;)
珍しく(?)他にも書きたいことは色々あるんですが、展覧会があまりに素敵だったので。
画像は相変わらずポストカードを携帯でパシャッとやっただけのへっぽこ画像ですが(^_^;)、よろしければお楽しみ下さいね。
特に、本日は猫好きさんな方には喜んでいただけるかなー。
ねぇ、安芸♪子さん。(笑)
藤城先生曰く、猫ほど表情が豊かな動物はいない、と。
私個人は断然犬派ですが、気まぐれな猫はいろんな意味で観察のし甲斐がありそうです。
鼻が高くてお目目ぱっちりな美人の人魚さんと猫くんの組み合わせが新鮮ですね。
猫くんは人魚さんとキスをしたいのか、そうではないのか、微妙な表情なのも面白い。
っていうか、この猫くんちょっとオレ様系じゃないですか?(笑)
これ、とっても好き♪
タイトルもずばり「こたつと猫」なのですが、それって最強の組み合わせだと思う。
こたつカバーのパッチワークの配色や箱に乗った猫ちゃんがピンと背筋を伸ばして外を覗いていたり、窓から見える雪景色にぽつんといる雪だるまの顔が猫だったりと、全てがカワユイのです。
月夜の晩に傘のボートに乗った猫くんが、一生懸命漕いでます。
ちょっと沈没しかかってるのか、表情がすごく必死なんですけどー。
頑張れ猫くん!と思わず声を掛けたくなりますね。
色合いといい、構図といい、これぞメルヘンな1枚。
「ほんとうの雨がやんだら音楽の雨を降らせよう」というタイトルも秀逸です。
こびとくんたちの奏でる音楽に合わせて、色とりどりの魚たちが飛び跳ねてますよ。
また、猫くんが振り回しているステッキ(?)からはカラフルなお花が飛び出してるですが、音符じゃなくお花が飛び出してくるという発想がいいですよねー。
こちらは「ケロヨンのユートピア」だそう。
いろんな動物たちが共存していて楽しそう。(^^)
細部にまで色々描かれていて、見る度に色んな発見がありそうです。
見る人によって、1枚の絵からたくさんのストーリーが出来そうなところも、先生の影絵の魅力でしょうね。
皆さんはどんな物語を想像しますか?
今日の絵本
ぷっちんとちゃっぷん―ふうせんりょこう― (講談社の幼児えほん)
- 作者: 舟崎克彦,藤城清治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04/13
- メディア: 単行本
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シマリスのぷっちん(女の子)とアライグマのちゃっぷん(男の子)はいつも仲良し。
ちょっと向こう見ずなぷっちんにより、気球で旅に出たちゃっぷんが、空の上でもぷっちんに振り回されてばかりなところが、微笑ましいやら可笑しいやらです。
シマリスはよーく見ると、先生の影絵の中にもよく登場してますよ。