Blue Bird
今日はお休みです。
平日にぽこっと休みになることが滅多にないので嬉しい♪
で、前々からあれとかこれとかしようと思っていたのに、体調が思わしくなくて敢え無く断念。(-_-;)
明日からまた忙しいので、倒れないようにひたすらおとなしく過ごすことにしました。
せっかくお昼からは雨も上がって、暖かくなったのにー!!(できれば薔薇の植え替え作業をしたかった)
というわけで、あまり疲れずに楽しめることって何かしら?と考えて出てきたのが、そうだblog用の写真を撮ろう!でした。(笑)
普段、ホントに撮りたいものをそこら辺に置いて撮ってるだけなんで、たまには色々組み合わせて凝った(というほどでもないけど)モノを撮ってみたいなーと。
こんな感じで撮りたい、というイメージはあったんですね。
その元ネタはこちらの本。
- 作者: 長野まゆみ
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 1999/02
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
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『ヒルサガリ』、『オトモダチ』、『ギンノヨル』と続くシリーズです。
長野先生の本はデビュー作の『少年アリス』からほぼ読んでるぐらい大好き。
(というと、またBL好き疑惑が沸き起こりそうですが。^_^;)
あの独特の漢字遣いから紡ぎだされる、幻灯機で映し出されるような物語の世界観が好きなんですね。
それと物語に出てくる少年たちの持ってるアイテムの描写が、古いもの好き、綺麗なもの好きな私の好奇心をいたくくすぐると言いますか…
絶対好きな物のベクトルが一緒だ、と思うぐらい。
何しろ、森ガールさんたちの愛読書にも挙げられてましたからね、長野先生の本。
確かに、私を含めて森ガール的志向のある人はいかにも好きそうな世界観だったり、小道具だったりしますもん。
そんな先生の趣味の世界が文章だけではなく、先生秘蔵のコレクションを使った写真でも堪能できるのがこちらのシリーズなんです。
主人公の「ぼく」をイメージした重松ナルミさんの人形も、私が長野先生の文章から思い描く少年像にぴったり。
この人形、まるで生きてるみたいですよ。
同じ人形なのに、ポーズや構図によって、ちゃんと人形に表情が出てるところがすごい。
この「ぼく」が持ってるトランクなんて、私が欲しいトランクそのものだし。(実はこんなのをずーっと探してます)
あと、↓の写真に登場するガラスペンとかも。
インクにペン先を浸しながら書く、って言うシチュエーションが乙女のロマンだと思う私。(笑)
物語の出だしはこんな素敵な文章で始まります。
懸巣(かけす)の羽を拾った。羽軸(シャフト)の片側に、青い星が九つならんでいる。細いのやら、丸いのやらあって、月の満ち欠けみたいだ。
ぼくはしばらく、その羽で天(そら)を透かし見ることに熱中した。
写真から喚起されるイメージと、先生独特の文体から喚起されるイメージが相まって、不思議な物語へと自然と誘われていきます。
どんな物語なのかっていうのを説明するのは長野先生の場合すこぶる難しいっていうか、それをすること自体がナンセンスな気がしないでもないですが、未読の方のためにイメージを壊さない程度にかいつまんで言うと、
「ぼく」は夜間診療所を営む父と山深い土地でふたり暮らし。
父が往診に出かけたある晩、二人連れの少年たちが診療所を訪ねてやってくる。
足を挫いた相棒「星宿」の手当てをして欲しいと頼むもう一人の少年「雨宿」。
戸惑いながら少年たちに応対する「ぼく」に、星宿が言う。
「君は海鳥(ショアバード)の匂いがするね」、と。
不思議な世界の扉の向こうは、あなた自身で体験してくださいね。
というわけで、この本に触発されて撮ってみた写真が↓のです。
全然、素敵な本の写真には程遠いですが、まあ気は心。(ん?なにか違う!?)
今日のちっちゃいモノと題して、今日から数回載せてみます。(石は投げないでねー^_^;)
青い鳥少年少女文庫ってことで、青いイメージでまとめてみました。
ガラスの小皿は昭和のものらしいです。
以前ご紹介した雑貨屋meltさんで購入しました。
上に載ってるボタンとかはなんとなく集まってきたもの。
ポストカードは私が中学生の頃に文通していた外国のお友だちからもらったものです。
いい感じにヴィンテージになってきたな、と。(笑)
青い花のティーカップは祖祖母から譲られたものなので、こちらも結構なヴィンテージ品かも。
形見分けのように、亡くなる前に譲ってくれました。
カップに入っているコサージュはお友だちのTからのプレゼント。
繊細なドライフラワーで出来ているので、実用したことはなく、もっぱらケースに入れて眺めるだけですが、程よく色褪せた感じが好きです。
青い鳥の切手はコレクションしている切手から。
切手も好きなアイテムです。
特に鳥モチーフに惹かれますね。
今日のイースター・カード
蝶々を追いかけるウサギさんの網の先に、ちょうどちっちゃいウサギさんが。(笑)
この構図だと、蝶々よりミニミニ・ウサちゃんを捕まえてしまいそうです。
今日のお花
ゴン太と散歩に行こうと外に出たら、庭の梅がいつの間にか満開でした。
夕方近くに撮ったので、目にも鮮やかな紅梅の色がいまひとつですが。(^_^;)
梅を見ると『一枝梅イルジメ』を思い出す近頃の私。
先週の最終回は、ちょっと消化不良でした。
ウンチェともポンスンともくっつかなかった上に、イルジメの生死も不明だなんて。
最後にコンガルの元に届けられた靴が2足あったので、きっと生きているとは思うけれど。
ハッピーエンドが意外と少ない気がする韓流時代劇。
『チャングム』みたいな大団円って実は珍しいのかも!?
今日のゴン太
いつも通り、全力で散歩に出たゴン太。
おうちを目前にして菜の花畑で写真撮影したい飼い主に足止めをくらい、早く家に着いてお水が飲みたいよー!な心境。
ゼーゼー言ってます。(^_^;)
実は写真もあんまり好きじゃないっぽい。
カメラを向けると必ず明後日の方向を向いてしまうという。
意外にシャイなんですよ。
そんな中、奇跡的に撮れた本日のベスト・ショット。
光の加減でちょっと目がキラリン、と写ってますが、そこは気にせず。