ぶらり奈良旅秋編 Day2②
今日は最高気温19度で、やや肌寒い1日となりました。
もっとも日中はまだまだ暖かいですけど、朝晩は寒いよねー。
今週末のお天気が気になるところですが。
今のところ、金曜日は雨っぽい!?
うう、そんなに降らないでほしいなあ。
さて、奈良旅秋編2日目の午後です。
今回の旅でこれは見よう!と思っていた鹿の角切り。
春日大社の会場に出向くと、鹿と人でいっぱいでした。(笑)
ちなみに、↓は参道で出会った鹿さん。
毛並みが春に見たときと違い濃くなってるので、冬毛なのかな。
この子はもう角がありませんねぇ。
角切り会場に呼び込まれたのは立派角をした3頭の鹿さんたち。
勢子と呼ばれる人たちが、鹿を追い詰めて、縄で仕留めます。
見事鹿の角に縄をかけたところ。
鹿さんたちも俊敏なので、なかなかかからないんですけどね。
1頭に縄をかけた所で、他の2頭が助けに来ないように、仕切り↓をします。
縄をかけられても、果敢に抵抗してますねー。
数人がかりでようやく暴れる鹿を制圧したところ。
数人で鹿をゴザの上まで運びます。
頭には枕まで敷かれてますよ。
神様のお使いということで、丁重に扱われてるんですね。
神官さんがギーコギーコとノコギリで角を切り落としにかかります。
痛くないのか?ということですが、鹿の角切りは人間で言うところの爪切りと同じだそうで、角に神経は通ってないので、全然痛くないんですって。
まあ、そりゃあそうだよね。
こんなことされて痛かったら、そりゃあ悲痛な鳴き声が聞こえるってものだわ。
両方とも綺麗に切り落としたのを、神官さんが両手に掲げて見せてくれました。
まさに打ち取ったり〜な風情。(笑)
この日は日差しがほんまにきつくて、鹿の角切りを観賞するのもなかなか大変でしたが、和製マタドールみたいでとっても楽しかったです。
軽妙なアナウンスと芸達者な勢子さんのパフォーマンスであっという間の30分間でした。
江戸初期に人と樹木の保護のために始まったというこの伝統行事、これからも末永く受け継がれて行ってほしいですね。
会場を出た所では可愛い鹿ちゃんのチャリティーグッズ販売もあり、鹿ちゃんたちのためになればと、結構な勢いでグッズを買ってしまったよ。(笑)
そういえば、この会場で柚子ドリンクを売ってて、あまりの暑さにのどが渇いて買ったところ、使われている柚子がうちの地元産だった、という。
思わず販売していたおじさんに話しかけたら、仕事でよくうちの方に行きます、と言われて、思いがけず話が弾んでしまいました。
夕方近くなってきて、小腹がすいてきたので、この後はまたならまちを散策しつつ、前から行ってみたかった和菓子屋さん「寧楽菓子司 中西与三郎」で甘いものを頂きました。
わらび餅や求肥に粒餡を添えた六坊というお菓子↓。
見た目ほどにはこってりしてなくて、さっぱり美味しく頂けました。
夜ごはんはホテルから歩いてすぐのcojica cafeさんできのこのあんかけハンバーグを。
cojica cafeさん、名前の通りとても可愛いカフェでした。
コースターとかグラニュー糖の部分が小鹿のシルエットになってるんだよ。
グッズもちょこっと販売していて、鹿好きさんにはたまらないカフェでした。