Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

Happy Halloween!!

今日はHalloweenですね。
仮装してTrick or Treat!に出掛けた人もいるかしら?
私は一昨日thee cultureさんのお教室で作ったHalloweenの飾りを職場に持って行き、みんなに楽しんでもらいました。
みんな「どうやって作ったのー?」と興味津々でしたよ。


ペーパークイリングを知らない人も多いと思うので、まずは解説から。
一体いつぐらいに始まったものなのか調べたところ、15〜16世紀頃、フランスやイタリアの教会の修道女が宗教的用具を美しく飾るために始めたようです。
当時、紙は大変貴重だったことから、製本時に出た紙の切れ端を利用してたんですって。


では、実際の作り方を。
まず、使うお道具類はこんな感じ↓。

ピンセントの左側に写っているのが、クイリングバーと呼ばれる専用の道具です。
これ、先端が二股に分かれてるんですけど、その溝に3mm幅の細長いカラーペーパーの先っちょを挟みこみ、バー本体を回しながらくるくると巻いていきます。
コツは教えていただいた講師の和久屋さん曰く「弱からず、強からず、紙の上に紙を巻いていく感じで」とのこと。
巻く長さは作るパーツによって5センチから30センチまで様々。
出来上がり見本の写真にそれぞれの長さを書いてあるので、それを見て、手前に写っているクイリングワークボードの定規のイラストに合わせてカットすると簡単に必要な長さをそろえることが出来ます。


で、くるくるっと巻き終わったら指先か手のひらの上に乗せて、自然に渦巻きが広がるようにし、端っこに木工用ボンドを楊枝でちょこっとつけて、3秒ほど押して定着させます。
これで基本の形、ルーズサークルの出来上がりです。
途中経過もきちんと写真に撮ればよかったんですが、初めての細かい作業に真剣&夢中だったため、すっかり忘れておりました。
ま、ルーズサークルとは渦巻きだと思ってください。


今回、これ以外に教えていただいた型がティアドロップとマーキーズ。
ティアドロップはその名の通り涙型。
ルーズサークルのまき終わりを親指と人差し指でつまみひっぱると涙型に。
マーキーズは反対側もつまんで引っ張った状態ですね。
この3つを組み合わせて作ったのがJack-O-LanternとGhostとCandy。
キャンディ4個を作るのに必要なパーツは12個、Jack-O-LanternとGhostは4つずつ。
なので、ひたすらパーツを作るためにくるくるしました。

最初はぎこちなく、くるくるというよりは、ぐるっ、ぐるっって感じだったんですけども、数をこなすうちにスムーズに回せるようになっていき、途中からはすごく楽しくなってきました。
回すのは本当に楽しかった♪
何も考えずに出来る単純作業なので、四六時中考え事をしている身としては、こういう体験ってすごく貴重だな、と。
初めての作業で緊張もしたけど(特に出来上がったパーツをくっ付けるときね)、やりながら私って手芸の才能はないけど、工作系は案外いけるかもと思ったり。


そんな私の作品はこちら↓。

お月様、Happy Halloweenのロゴが入ったもの、Jack-O-LanternとGhostの顔のパーツは和久屋さんが作ってきてくれたものですが、後はほとんど自分で仕上げました。
製作時間およそ2時間の力作なり。

とっても楽しくてくるくるが気に入ったので(笑)、次はウサギちゃんモチーフの作品、そしてその後はクリスマスの作品作りに参加する予定です。


教えていただいた和久屋さん、そして遅くまでお付き合い頂いたthee cultureさん、ありがとうございました。