Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

ヴィンテージ絵本 NINE RABBITS and another その5

すぐにうさぎ一家のお客さんは横になり、彼のそばにはバスケットが置かれました。

彼は嬉しそうに彼らを見上げ「今や私は甲羅の中の亀のように心地よく整えられ、ぐっすりと眠れるでしょう」と彼は言いました。
「ありがとう❗️」
「どういたしまして」とうさぎ一家はお辞儀と笑顔で一斉に言いました。
それから彼らは眠りにつきました。
すぐに小さな家は静かになりました。
聞こえるのは火が燃える音と屋根に落ちる雨音だけでした。

 

しかし、うさぎ一家が朝起きると彼らのお客さんは去っていました❗️
ピンクの羽毛毛布はきれいに折りたたまれていました。
枕は椅子の上にありました。

「でもなぜ彼はさよならを言わなかったの❔」と小さなうさぎたちはがっかりして尋ねました。

 

「おそらく彼は早く出発しなければならなかったのよ。彼はまだ長い道のりの途中だと言っていたから。それに彼は私たちを起こしたくなかったんでしょう」とお母さんは子どもたちに言いました。
「でもありがとうを言ってくれてもいいじゃない❗️」

「おや、彼は言っていたよ」とお父さんは言いました。
「彼は我々がしたことそれぞれにとてもきちんと感謝していたよ」
「うーん、メモか何かを残してくれてもよかったのに」と一番小さなうさぎのとなりの子が言いました。

 

つづく。