ヴィンテージ絵本 The ENCHANTED EGG その3
少し間が空いてしまいましたが、The Enchanted Eggの続きです。
コマドリ夫人はてっぺんに腰掛け、キンポウゲのボンネットで扇ぎました。
綿毛の黄色いアヒルは草の上に寝そべりました。
彼の顔は走って真っ赤になっていました。
ディンキーは窓から飛び降り、彼の貴重なチューリップの真ん中に着地しました。
「空飛ぶ円盤❔」と彼は叫びました。
「もちろん違います」とコマドリ夫人が言いました。
「それは魅惑の卵よ」
「ああ、なんてワクワクするんだ❗️」とディンキーは叫びました。
「なんて素晴らしい❗️」
彼は歓喜で上下に跳ね跳びました。
それから彼は跳ね跳ぶのを止めました。
「Enchantedは魔法を意味するんだ」と彼は言いました。
「もしそれが魔法なら、何かしなければならないんだけど、何かな❔」
「ぼくたちははっきりとは知らないんだ」と綿毛の黄色いアヒルは言いました。
「実のところ、私たちはまったく知らないのよ❗️」とコマドリ夫人が付け足しました。
ちょうどその時、フクロウひいおばあさんが深い松林から羽ばたいて来ました。
彼女は小さなキノコの家のてっぺんに腰を下ろし、遠近両用眼鏡を通して魅惑の卵を覗き込みました。
「なんてことなの❗️」と彼女は悲鳴をあげました。
「私は少女の時からそんな卵を見たことがないわ。中にはどんな絵があるのかしら❔」
「絵❔」とディンキーとコマドリ夫人、そして綿毛の黄色いアヒルは叫びました。
「魅惑の卵の中にはいつも絵があるのよ」とフクロウひいおばあさが言いました。
「花や滝、妖精の宮殿のような小さなシーンなの❗️卵を転がして窓を見るだけよ❗️」
そこで彼らはみんなで、押して、押しました❗️
つづく。
魅惑の卵はうしろに転がり、波状の白いアイシングが回りにある小さな丸い窓を見つけました。