絵本 りすともりのあしおと
3連休は暖かく穏やかな天気に恵まれましたが、昨日からはまた荒天ですね(^-^;
こちらも雪こそ降りませんが、寒いです🥶
そんな雪の日にぴったりな絵本を今日はご紹介しますね。
2015年発行のこどものとも年少版「りすともりのあしおと」です。
雪が何日もさらさら降り続け、森が真っ白になったある日。
小さなりすは埋めておいたどんぐりを食べようと掘り返すと、さっぷさっぷと誰がが近づいて来ました。
きじです。
慌ててりすが隠れると、きじはどんぐりを啄んで食べてしまいました。
りすは別の場所に埋めたどんぐりを探します。
すると、ほとほと、誰かが雪を踏んで近づいて来ました。
たぬきです。
りすは慌てて隠れますが、どんぐりはたぬきに食べられてしまいました。
りすは再び場所を変えてどんぐりを探します。
「あ、見つけた❗️」
大きなどんぐりを食べようとしたその時、ミシカミシカ、誰かが雪を踏んで近づいて来ました。
子熊です。
りすは慌てて隠れました。
子熊はどんぐりを掴むとカリカリ食べ、どこかに行ってしまいました。
探しても、探しても次々現れる動物たちにどんぐりを食べられてしょんぼりする小さなりすに、隣の木から大きなりすが降りてきて言いました。
「ぼくの後についておいで」
そこで大きなりすの後について行くと…
最後は2匹でカリコリカリコリ、お腹いっぱいどんぐりを食べたのでした。
雪に覆われた美しい森の風景に可愛らしい動物たち、そして雪を踏む動物たちの足音や食べる音の描写が楽しい絵本です。