絵本 くりひろい その2
昨日の続きです。
栗は浮かんだり、沈んだりしながら流れていきましたが、途中で石にぶつかって止まってしまいます。
そこへうさぎが栗を背負って通りかかります。
りすはうさぎの栗を運ぶのを手伝いました。
うさぎの家まで運ぶと「今度はりすさん栗運びよ」と手伝ってくれることに。
2匹は川に戻ると木の枝で小さな橋を掛け、縄で栗を縛りました。
縄を引っ張り栗を引き上げると、2匹は協力して、日の暮れないうちに家まで運ぶことができました。
その頃、のねずみは一人で栗を運んでいましたが、雪が降ってきたので、仕方なく栗を隠して、次の朝取りに行きました。
ところが、雪の原一面いのししの足跡でいっぱいです。
当然、栗を隠してあった穴は空っぽ。
欲張らずに、りすと協力すれば良かったと後悔するのねずみなのでした。
おしまい☆
「くりひろい」というタイトルからは楽しいお話を連想しますが、なんだかほろ苦い結末でしたね。
やっぱり欲を出したり、意地悪したりするとそれ相応の報いを受けるんだな、という教訓ですよね。
しかし、これを読んだ子どもはどう思うのかなー?