国分寺の牡丹
久々に土、日とも天気の良い週末でしたね。
なので、新年度が始まってめちゃくちゃ疲れているにも関わらず、この週末はあちこち出掛けたり、家事もめっちゃしたので、結果さらに今疲れているという(^_^;)
明日、起きれるかしらん?
ま、なるようになるでしょ。
さて、土曜日は国分寺の牡丹が今週いっぱい見頃と新聞で見たので、訪れてみました。実は国分寺に足を運ぶのは初めて。
国分寺は天平11年(739年)、聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開基したお寺です。
聖武天皇が国ごとに1つの国分寺を立てるように命じたうちのひとつです。
そして、のちにこの地で修業した弘法大師により四国八十八か所、第29番札所に定められました。
2年ほど前には、ご住職ご夫妻が気軽にお寺に足を運んでほしいと、庭園が見渡せる客殿を利用してお寺カフェを開いたことでも話題に。
私もそのニュースを見て以来、ずっと行ってみたかったので、今回念願が叶いました♪
こちらは柿葺の金堂。
こじんまりとしていますが、趣のある風情です。
阿波や讃岐の大寺のほとんどは長曾我部元親により焼かれたそうですが、なぜかその元親、土佐ではこの国分寺を再建したのだそう。
お寺を焼き払うという蛮行をするような人が再建したとは思えない風情ですよね。
ちょっと奈良の唐招提寺っぽいな、と思ったりしました。
牡丹の花は例年なら5月初旬まで楽しめるようですが、今年はとにかくすべての花が例年より早く開花し、そして、終わるのも例年より早い、ということで、新聞にあった通り、この週末までがギリギリきれいな姿を楽しめるかなーという感じでした。
一輪、一輪がとても大きくてゴージャス。
色も淡いピンクから深紅までさまざま。
牡丹に限らず、お庭自体がとてもよく手入れされています。
じっくりお花を眺めた後は、客殿に上がりお抹茶とお菓子を頂きました。
出てきたお菓子は「土佐日記」。
紀貫之所縁のお寺と言われ、そういえば、国司だった貫之が土佐から帰京する道中で書いたのが「土佐日記」だったな、と。
「をとこもすなる日記といふものを をむなもしてみんとてするなり」
という書き出しで有名ですよね。
その部分は学生時代に習った記憶がありますが、詳しい内容は知らないので、これを機会に現代語訳を探して読んでみようかしら。
そして、小さいながらもよく手入れが行き届いたこちらのお寺、また訪れたいと思います。
次は苔が美しい梅雨の時期あたりに行きたいなー。
追記
ちょっと前にインスタを始めました。
写真はそちらの方にたくさん載せているので、興味がある方はrosemary_w0819で探してみてね。
忙しくなるとそちらでの更新がメインになるかもしれません。
できるだけblogでも書いていきたいとは思いますが。
インスタは手軽でいいけど、文系脳人間としては、だらだら書けるblogの方が向いてる気がします(笑)