絵本 おかしのずかん
土曜日はチューリップまつりから牧野植物園に行く間に、オーガニックマーケットにもちょこっと寄ってました。
この日のお目当てはシアバター。
ほぼ毎回出店されてる「めぐみめぐる農園」さんが、マリ共和国の農村女性たちが手作りで仕上げた未精製のシアバターを取り扱ってるので、それが欲しかったのですが、この日は珍しく旦那さんのみの出店で、シアバターの販売はお休みでした(残念!)
他にもいつも出店されてる方がお休みだったりで、ちょっと淋しいオーガニックマーケットでしたが、楓文庫さんがいらっしゃったので、またまた絵本をごそごそと。
そして、今回目が合って連れ帰ったのがこちら↓。
タイトル通りお菓子の図鑑です。
累計35万部突破のコドモエのずかんシリーズのうちの1冊ですが、「ほんものよりも、おいしそう!?」と帯にあるとおり、本物顔負けのめっちゃ美味しそうな図鑑なんです。
お菓子、と一言で言っても、その種類は千差万別。
この絵本では147種類もの世界のスイーツが紹介されています。
種類もケーキ、パイとタルト、小さな焼き菓子、シュー、粉のお菓子、メレンゲのお菓子、チョコレートのお菓子、和菓子、クッキー、冷たいお菓子、クリスマスのお菓子、コロコロお菓子大集合と多種多様。
ほーら、これ見たら、絶対この中のお菓子を食べたくなるよねーっていうぐらいリアルでしょ。
簡単な解説と国旗のマークも付いてるので、どこ生まれのお菓子なのかも分かります。
意外に名前は知ってるけど、その由来を知らなかったものもあったり。
例えば「タルトタタン」。
以前、「タルトタタンの夢」という連作小品ミステリーを紹介しましたが、その本を読んだときにタルトタタンって不思議な響きのお菓子だわと思ったのですが、実はこのお菓子、タタン姉妹がりんごのタルト作りに失敗して生まれたお菓子なんですって。
そして、スプーンがなかった時代に生地を器にして蜂蜜やクリームを入れて食べたのがタルトの始まりだとか。
それでタルトの下の生地ってあんなに固いんですね(納得)
また日本で最近人気のエッグタルトはポルトガルのお袋の味。
なんでそれがエッグタルトになったのか、素朴な疑問がわいたので調べたところ、パステル・デ・ナタのレシピを覚えたイギリス人アンドリュー・ストウが英国風カスタード・タルトの技法を加え改良したものをマカオの店で「ポルトガル風エッグタルト」として売り出したことから、エッグタルトと呼ばれるようになったみたい。
ポルトガル発祥のお菓子なのに、今やマカオを代表する人気お菓子というのも面白い話ですね。
この絵本を買った後、大丸に寄ったら、北海道物産フェアをしていて、美味しそうなパイのお店が出店してたので、ついつい買っちゃいました(笑)
北海道の老舗アップルパイ専門店「かぐらじゅ」のストロベリーアップルパイ。
甘酸っぱくて美味でした。
本家アップルパイも食べたけど、北海道産のリンゴでその時一番美味しいものを使ってるだけあり、そちらも美味しかったです(^^)
昔はリンゴは生で食べるのが一番、と思っていたので、アップルパイって苦手だったんですが、いつ頃からかアップルパイが好きになりました。
ちなみに、この図鑑のアップルパイの解説にはアメリカではこれに冷たいバニラアイスを添えるのが定番とありました。
熱々のパイと冷たいバニラアイスの組み合わせって試したことないから、今度やってみようかな。
ただ、カロリーはすごいことになりそうだけど(^_^;)