咲いてます その2
咲いてますマークのお花を追いかけてたら結構あったので、今日も続きを載せますね。
ヤチマタイカリソウは近畿以西から九州にかけて分布しているイカリソウです。
その名の通り碇(いかり)の形をした花が特徴で、高知県の山でも見られるようですが、レッドデータブックの絶滅の危険が増大している植物とされているので、見つけても採らないでくださいね。
コヤスドウダン(子安満天星)ツツジ。
香港原産のドウダンツツジで、鮮やかな赤い釣り鐘状の花が特徴的です。
ニワウメ。
画像のプレートにあるとおり、中国中部に分布するバラ科の落葉低木です。
江戸時代、日本にやって来たそう。
実も食べられますが、梅ですから当然酸味があります。
生食よりジャムなどにするのがよさそう。
ナンバンキブシはキブシの変異種で、海岸近くの産地に生える落葉低木です。
キブシは葉や果実の大きさ、形に変異が多いんだそうです。
房状の花が垂れて咲く姿が面白いですね。
ハナカイドウは中国原産のバラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木です。
花が咲いたあとの小さな実は食用できますが、あまり結実しないので、観賞用と思った方がいいですね。
ターシャの庭にあるクラブアップルの花に似ているのは、同じリンゴ属だからでしょうか。
まだまだご紹介したい花はあるのですが、牧野植物園にある山野草の紹介は今日で一旦終わりにしますね。
また、新たに訪れた時には色々紹介したいと思います。
みなさんも、道端にある山野草に目を向けてみては。
面白い発見があるかもですよ。
ちなみに、山野草を扱った小説で思い出すのがこちら↓。
だいぶ以前にもご紹介したことがありますが、私は身近な山野草が実はすごいごちそうになるということをこの本を通じて知りました。
田舎暮らしですから、つくしが食べれるなんてことは知ってますけど、この本に出てくる山野草を使ったお料理はどれも美味しそうなんです。
そりゃあヒロインのさやかも胃袋ごと捕まれちゃうわけだよね。
行き倒れ青年樹(いつき)とごくごく普通のOLさやかのラブロマンスもキュンキュンしちゃいますよ。