咲いてます その1
今日は比較的時間があったので、皮膚科受診のため午後からお休みを頂きました。
手湿疹やら蕁麻疹やらで、山ほど塗り薬と飲み薬をもらってきたわ(^_^;)
暖かくなってくると、色んな症状が出るよねー。
まあ、お仕事もちょっと一段落したので、あまり無理せず、休めるときには休もうと思います。
さて、今日は昨日に引き続き早春の牧野植物園の様子をお伝えしますね。
植物園内には昨日載せたような華やかな花木や園芸品種の花もありますが、大抵はひっそりとした山野草です。
足下をよーく見ないと、開花しているのも見逃しそうな素朴な花たちに目を向けてもらえるようにと付いている「咲いています」マーク。
今回はこれを頼りに、色んな花を見つけてみました。
本当に小さな、可愛らしい花です。
名前の由来は牧野博士にも分からないのだとか。
白く長い綿毛がある果実の集まった姿を老人の頭に例えて、翁草(オキナグサ)と言うのだそう。
本州、四国、九州に自生していますが、生育地の荒廃、あるいは開発、そして山野草としての栽培目的での採取により数が激減している植物です。
また毒性があるので、誤飲には注意を。
バイモはユリ科の植物で、中央アジアや地中海沿岸に多く自生する植物だそう。
日本にも数種あるようですが。
私が初めてこの植物を認識したのは、牧野植物園ではなく、奈良の法華寺にある華楽園という庭園でのこと。
それまで見たことがなかった花だったので、とても印象に残っていたんですけど、牧野植物園にもあったとは(これこそまさに灯台もと暗し)。
ミソハギは湿地や田の畔に生える植物で、日本及び朝鮮半島に分布しています。
名前の由来は萩に似て禊ぎ(みそぎ)に使ったからとも、溝に生えるからとも言われています。
紫色の小花が可愛らしいですよね。
国によっては食用にするところもあるようですよ。
エディブルフラワーみたいなことでしょうかね?
ひとつひとつは小さく、主役にはならない花ですが、名前の由来を調べたり、薬効や毒性を調べたりすると色んな事が分かって面白いです。
牧野博士もその魅力にとりつかれて、生涯を植物の研究に捧げたんでしょうね。