Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

絵本 おんなじ だあれ?

 しもかわら ゆみさんの絵本3冊目は可愛い動物の遊び絵本「おんなじ だあれ?」↓です。

おんなじ だあれ?

おんなじ だあれ?

 

こちらは、 ○や☆にくりぬかれた2つの穴からのぞく、動物の体のパーツを見て、同じに見える動物を当てる絵本。

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ネズミとハリネズミ、狐と猫など、似ている動物だけでなく、え、あれとこれのパーツって実は同じなの?と意外な動物も結構登場しますよ。

私はウサギの耳とあの動物の耳が一緒だとは最初思わなかったですもん。

中にはこれ体のどの部分?というパーツもありますし。

めくってみて違う2匹が登場したら、きっと子どもはうわぁってなると思います。

出版社の本紹介では「同じだけど違う」「違うけど同じ」という多様性への感受性を楽しい当てっこ遊びを通じて伝えます、とあり、なるほどなあ、と。

1歳から3歳ぐらいの時期にこうした絵本を手にすることで、将来自分とは違う価値観や個性を柔軟に受け入れられる素地が育っていくのかもしれませんね。

少し話がずれてしまいますが、最近基礎学力以前に認知の歪みということが言われています。

「ケーキが切れない非行少年たち」という本がベストセラーになりましたけど、この宮口先生が開発したものにコグトレ(認知トレーニング)というものがあります。

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)
 

 

CD付 コグトレ みる・きく・想像するための認知機能強化トレーニング

CD付 コグトレ みる・きく・想像するための認知機能強化トレーニング

  • 作者:宮口 幸治
  • 発売日: 2015/03/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 認知機能の要素(記憶、言語理解、注意、知覚、推論、判断)に対応する「覚える」「数える」「写す」「見つける」」「想像する」力を伸ばすためのトレーニングですが、中身は私が子どもの頃よく雑誌の誌面に付いていた間違い探しだとか、線つなぎだとか、そういったたわいもない紙と鉛筆で出来る遊びです。

これが認知機能の強化に繋がるということは、いかに子どもの頃にゲーム以外のたわいもない遊びをいっぱい体験しておくか、ということが重要になってくるわけです。

思えば、日常の中にそういう遊びがいっぱいあったので、私たちが子どもの頃は今みたいにキレやすい子とか、とんでもなく不器用とか、想像力が弱い子ってあまりいなかった気がします。

ところが、ゲームとかSNSとかが主流になってからは、自分で頭や体を使って考える、やってみる、ということが極端に少なくなったので、認知機能が正しく育たなくなってきたんじゃないか、と。

なぞなぞやパズル、間違い探しなんて、今の子は大人が意図的に提供しないと、まず日常の中では出会わないですもんね。

今の子ってクロスワードパズルとかも解けない子いますし。

色々便利な世の中にはなったけど、その反面人間が本来持っていた機能が退化してるんだとしたら、恐ろしいことです。

意図的に認知力を育てていくためには、今日紹介した絵本なんか最適じゃないかしら。

やっぱり昔からあるものにはそれなりに意味があるわけなので、なんでもかんでも便利にすればいいってものじゃないよねーと、思う私は本も電子版じゃなくて紙で読みたい派です!

 

 

追記

シュンガイトブレスレットのモニター4日目。

春の嵐といった天気で、湿度も高く、どう考えても頭痛が起こる日なのに、まったく起こらず!

職場では頭痛いーって人が何人かいたのに、ですよ。

これはいよいよ効果のほどが信憑性を帯びてきました。