絵本 The Chipmunks' Merry Christmas!
手持ちのクリスマス絵本、最後のご紹介はLittle Golden BookのThe Chipmunks' Merry Christmas(シマリスくんのクリスマス)です。
私が持っているのは1959年の初版。
今は絶版になっていて手に入らないのか、検索しても出てきませんでした(^_^;)
そのせいなのか、あるいはイラストが人気のRichard Scarryさんだからなのか、検索中にヒットした初版版に驚きの価格が付いていて思わず二度見してしまいました。
という余談はともかく、この絵本の主人公はサイモン、アルヴィン、テオドールのシマリス3兄弟。
このシマリス3兄弟はScarryさんの他の絵本にも登場するんですよ。
サンタさんへのお願い事の歌をフクロウ先生のところで練習するのですが、サイモンとテオドールは歌に乗せてちゃんと欲しいものをお願いするのに対して、末っ子のアルヴィンは練習を抜け出し森で何かを捜索中。
サイモンとテオドールはクリスマスに飛行機とフラフープがほしいと歌い、その通りのプレゼントをもらうのですが、一方アルヴィンの欲しいものは、というと・・・
森で捜し物をしていたのがその伏線となっています。
アルヴィンのほしかったものは、このイラストからもうおわかりですよね?
お歌のレッスンをサボっていても、サンタさんはちゃんとアルヴィンの行動を見ていて、ほしいものをプレゼントしてくれたのでした。
私が持っているこの絵本、ご覧の通り、単語に線が引かれ、数字が書き込まれています。
見たところ、登場人物と数字にアンダーラインが引かれているのですが、何のために引いたのかなあ?
絵本をプレゼントしてくれた両親と一緒にこうしてストーリーを追いかけたのかな、とか想像するのも楽しいですね。
これにて、手持ちのクリスマス絵本の紹介は終了ですが、ヴィンテージ絵本はまだまだいっぱいあるので、また折に触れご紹介できれば、と思います。