絵本 JINGLE BELLS
Little Golden Bookから2冊目のクリスマス絵本をご紹介します。
タイトルはずばりJINGLE BELLS。
↓は2015年発行の比較的新しいバージョンですが、初版は1964年で私が持っているのもおそらく初版だと思われます。
JINGLE BELLSも世界中で親しまれているクリスマスソングですが、こちらの絵本もその曲をもとにしたストーリーとなっています。
原曲は1857年に牧師のジェームズ・ロード・ピアポントが自分の教会で歌うために作った曲だそうです。
最初のタイトルはOne Horse Open Sleigh(一頭立てのそり)。
もともと感謝祭のお祝いに歌うために作られた曲で、歌詞も特別クリスマスを思わせるものではないのですが、いつしかアメリカ中に広まり、クリスマスにも歌われるようになったことからJINGLE BELLSとタイトルを改めたんですって。
若者が冬にそりで競争する様子を歌った歌詞をもとにしたお話なので、一頭立てのそりに乗ったクマの一家が登場します。
行く先々でウサギ、ネコ、犬、アザラシ、あらいぐま、ダチョウなど様々な動物に出会うのですが、みんなクマ一家のそりに乗って雪の中を駆けていきます。
みんなでそりに乗って楽しく歌っているのがJINGLE BELLS。
そんな彼らの前にサンタさんが現れます。
Help!とみんなに助けを求めるサンタさん。
ご覧の通り、サンタさんの6頭立てのそりがありません。
そりなしで、歩いてプレゼントを配ることに疲れ果ててしまったサンタさん。
実は、サンタさんのトナカイたちはみんな風邪を引いてしまい、寝込んでいるのでした。
事情を聞いたPapa Bearは「席は空いてるから、乗って」とサンタさんに声を掛けます。
(↑のイラストでは動物たちだけで十分ぎゅうぎゅう詰めに見えますが。笑)
こうして一頭立てのそりに乗って、サンタさんは無事にプレゼントをすべて配り終わったのでした。
そして、みんながサンタさんの家に着くと、とっても素敵なサプライズが待っていました。
Mrs. Santaお手製のクリスマスディナーに、今までに見た中で一番大きなクリスマスツリーの下にはみんなへのプレゼントが。
サンタさんの家から帰るときもみんな仲良く一頭立てのそりに乗って。
その時彼らが歌った曲は?
もちろん、JINGLE BELLS!
絵本の最後にはJINGLE BELLSの楽譜付き。
J.P.Millerのカラフルで躍動感溢れるイラストも魅力のクリスマス絵本です。
追記
KinKiちゃんからChristmas Eveに配信コンサートのご案内が来たよ♪
事前録画配信だそうですが、ふたりからのChristmas presentですね。
そしてなにやらand more!?ってことで、まだ何かあるらしい。