絵本 サンタクロースのおてつだい
本日ご紹介するクリスマス絵本は『サンタクロースのおてつだい』。
かなりの大型絵本になります。
絵本、というかもはや写真ですが。
こちら、楓文庫さんのおすすめです。
今から6年前の発行になりますが、以来毎年この時期取り扱っているんだそうです。
ストーリーは、昨日のネズミくんと同じく、こちらもサンタさんのお手伝いをする話ですが、ネズミくんは気づいたらサンタさんのお手伝いをすることになっていたのに対して、こちらは、そうだ、サンタさんのお手伝いをしに行こう！と思い立って行動する女の子のお話です。
こちらが主人公の女の子、オンヤ。
オンヤのお父さんがこの絵本の写真を撮影しているペール・ブライハーゲンさん。
ナショナルジオグラフィックやニューヨークタイムズに写真が掲載されている写真家だそう。
お母さんのロリ・エベルトさんは、普段は広告や雑誌でスタイリストとして活躍しているんですって。
で、娘さんのオンヤがトナカイと一緒にいる姿からインスピレーションを受けて生まれたのがこの物語。
サンタさんに会いに行って、おてつだいします！って言おう、と決意し、スキーを履いて雪深い道を歩いて行く後ろ姿の勇ましいこと。
楓文庫さんもおっしゃっていましたが、可愛らしい女の子というよりは、勇敢な女の子ですよね。
絵本の見所はなんと言ってもこの素晴らしい写真。
全編写真なら、もはや絵本ではないのでは？という突っ込みは一旦置いておくことにして、どう考えても合成よね、と思うこんな写真↓もこの美しさなら許せてしまいます。
行く先々で、色んな動物に助けてもらうんですけど、まあ、どれもこれもファンタジーを具現化したような美しさ。
ふわふわのシロクマに寄り添って眠るとか、実際ありえないわけですが、叶うなら一度は体験してみたいと思う夢のシーンがてんこもりです。
シロクマの背中にだって乗ってみたいもの。
オンヤちゃんの上機嫌な顔。（うらやましい）
そしてどこかやっぱりこの子からは勇ましさを感じます。
シロクマ以外にもたくさんの動物が登場するのも見所。
最後は果たして無事サンタさんに出会えて、おてつだいすることができたのかどうか？
こちらも是非手に取ってみてほしいクリスマス絵本です。
おまけ画像は、絵本のトナカイとオンヤちゃんにそっくりな子がうちにいたので、コラボってみた、な図。
赤いとんがり帽子に金髪おさげの女の子の人形は、この日たまたま蔦屋書店に期間限定で出店中のFlying Tiger Copenhagenで見つけました。
オーナメントにしたり、クリスマスプレゼントの飾りに付けたりしたら素敵かなーと思って何個かほしかったんだけど、気に入った顔の子ってなかなか多くはないんですよね。
ってことで、厳選して2個だけ買ってきたうちの1体です。
