Secret GardenⅡ

アンティークや可愛いもの、そして奈良とつよしくんが大好きです。

Merry Christmas!

今日はぷるぷるな1日でしたね。
ゴン太の散歩で初めてダウンジャケットに付いているフードが役に立ちましたよ。
そのフードを被ってないと、顔が千切れそうに痛いんです。(どんな表現なんだ^_^;)
ゴン太は全身天然ファーを被ってるんで、全然へっちゃらですけどー。(笑)

さて、クリスマスももうすぐ終わりですね。
というか、日本ではEveに盛り上がり、25日はその名残程度の感覚しかない人が多いような気がしますが。
これもキリスト教国ではないせいかな。

ところで、サンタクロースの正体はご存知?
ちゃんとモデルになった人物がいるんですよ。
その方は4世紀に実在したセント・ニコラスという司教さん。
このニコラスさん、良い行いをした子どもにプレゼントをあげていたそう。
そのため、ヨーロッパの国々では彼を『子どもたちの特別な友だち』と考えていたんですって。

そうこうするうちに、イヨクニミエタ、コロンブスってわけで、アメリカに移住したオランダ人がニコラスさんの話をかの地に伝えたんですね。
そこで呼び名もオランダ語の『サン・ニコラース』から英語の『サンクト・クラウス』、そして『サンタクロース』と変化していったという。
起源はヨーロッパなのに、今日定着した名前はアメリカ版というところが面白いですね。
いわば、名前は逆輸入されたようなものですよ。

ちなみに、私たちがよく知るサンタのイメージが定着したのもアメリカでのこと。
こちらはずっと起源が浅く、1930年にトーマス・ナストという漫画家が描いたサンタをもとに、イラストレーターのハドソン・サンドボードがコカコーラの広告に描いたサンタさんが今のサンタのもとになったそうな。

それ以前、19世紀初頭までは、サンタと言えばツバ広の帽子を被り、キセルでタバコをふかす太ったおじさんの姿だったらしい。(なんかそんなのいやーん^_^;)
しかも、その姿は暑い国の人というイメージだったんですって。
それが寒い国のおじさんに代わったのは、1822年にモーレという詩人が書いた詩によるとか。
その詩の中で、サンタはトナカイのソリに乗っているというように書いてあり、そのイメージが広く人々に伝わったと言われています。

ついでにクリスマスツリーとプレゼントの由来も。
ツリーについては諸説あるようですが、あの宗教改革で有名なマルティン・ルターが夜遅く家に帰る途中で、モミの木のシルエットの彼方に輝く星を見つけて感動したことから、その木を切って持ち帰ったことが始まりとしている説もあります。
ツリーの上に星を飾るのも、このお話と関係があるからなんですね。
それにしても、いくら感動したからってモミの木を切り倒して、家に持って帰る?

プレゼント交換の習慣は古代ローマ時代からあったようです。
キリストが誕生した際にも東方に住む12人の賢者たちが贈り物を持ってきた、と聖書にありますものね。

すっかり私たちの生活に定着しているクリスマスも、調べてみると色んな起源や由来があり面白いと思いません?
ただプレゼント交換をする、ケーキを食べる、だけではなく、その背景を知ることもイベントを楽しむスパイスになるのではないでしょうか?

今日のクリスマスカード

今年やってきたトナカイさんのカードは文句なしの可愛さです。
クリスマスの夜、トナカイさんも世界中を駆け回って大活躍ですね。

おまけの紙モノ色々

↑のカードと一緒にやって来た味紙セットは、クリスマスのラッピングに使えそうなアイテムもたくさん入ってました。
ということで、今年贈ったクリスマスプレゼントやお手紙には、何かしらこの中に入っていた味紙が使われてますよ。